13：最強の敵 ページ14
貴方side
謎に始まった昼休み恒例
自動販売機で飲み物買ってくるじゃんけん←
本日の敗北者 神崎ゆの。
『くっそぉぉぉぉー、！！』
友｢コーヒー牛乳よろしくぅー！！！｣
はぁー。と分かりやすくため息ついて
来たわけだけど、
『昼休みまでやってんのかよ笑』
練習してるスガさんと日向に遭遇しました。
あ、大事な話してそうだったから隠れたよ？
日 ｢…でも中学の時はセッターどころか
3年になるまで部員がいなくて、いつもバスケ部の
友達にあげてもらってました。
部活引退したあとも1年生とかママさんとか女子の
セッターとかにあげてもらってたけど…｣
いつも明るくて、
がむしゃらな日向からは想像つかない
少し俯いた、悲しそうな顔をして
日 ｢どんなに仲が良くても''友達''でも
ほんとの''チームメイト''になれる
わけじゃなかったから…｣
菅 ｢…｣
あの中総体に出てたのはほとんど素人だった
ってことか、それでも日向は腐らずここまで来たんだ
教えてくれる人も練習する相手もいない
それがどんなに辛いか、
チームメイトって存在を知らない、
日向は強くなる。
何でかわかんないけど、ビビって確信した。←
日 ｢だから高校行ったらどんなセッターかなって
期待して…
来たんですけど…｣
コロコロ表情変わるなぁ日向笑
菅 ｢だから俺があげてやるって笑｣
ほらまた、ぱあって輝いたと思ったら
すっごい顔してるし笑
日 ｢なんか負けた気がするって言うか…｣
なんか言ってるし、笑
菅 ｢日向はなんでそんなに影山に張り合うの？｣
うんうん。確かに、
日 ｢中学の試合、影山は何やっても上手くて
背も大きくてとにかく強くて、
目の前に立たれるのすっげー嫌でした。｣
影山の威圧感は以上だもんなぁ笑
日 ｢だから影山を倒してやろうと思って烏野に
来たんですけど…｣
じゃあ、日向は、
菅 ｢『影山倒したくてバレーやるの？』｣
日 ｢！！！？？｣
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作者名：小日向 ゆのん | 作成日時：2020年6月26日 14時
