ご ページ8
るぅとside
ふぅ、ハーゲンダッツをあげてAの機嫌が取れたのはいいですけど…
この状況、落ち着きません!
Aが僕の隣に座って頭を肩にぽんと乗せてすーすー寝てるんですよ!!!!!
女子に慣れてないし、恥ずかしいです……
る「あのぉ…Aさん」
『…』
る「A〜」
『…』
どうしよう、このまま僕の部屋で寝かせてしまうか…
る「よっこいせ…」
Aを僕のベッドに寝かせた後、僕も寝る為にリビングへ向かった
電気を消して、ソファーに横になった
__________________
Aside
『あれ…ここは』
目を覚ましたのは時計の針が1時を差す夜中
『でも、私なんでこんなところに』
はっ!
私、るぅとくんの隣に座ってた時寝ちゃったんだ!
で、るぅとくんのベッドに寝ていると……
るぅとくんどこで寝てるのかなぁ…
私はるぅとくんの部屋を出てリビングへと向かった
リビングのソファーで寝てるるぅとくん。
何だか少し申し訳ない。
私の為に居場所を譲ってくれて
『るぅとくーん……』
る「ん?ふぁ…Aですか…?」
『そうだよ、ごめんね先に寝ちゃって、お部屋で寝ていいよ〜』
私はるぅとくんに話しかけたが、こいつは話を聞いていない
る「んー……」
ギュ
るぅとくんが私を抱き寄せた。
寝ぼけているようだ
『ふぁっ!?な!』
る「…あったか〜…い」
いやいやいや、何呑気な事言ってるんですか
『るぅとくん…離し…』
抜けようとするが、力が強くて中々抜けない。
優しくても、男の子は男の子なんだなぁ……
てか、この人って私の分身じゃなかったっけ
じゃあ、弱点も私と一緒だったりする?
『…るぅとくん、離してぇ…』
私はボソッと耳元で呟いた
それを聞いたるぅとくんは、顔を真っ赤にして目を見開き飛び起きた
る「な…え、何故Aがここに……てか、この状況って……………痴女ですか?」
は?
もうこいつ知らねぇわ
勝手に寝とけカスがよ
私は心の中でそう思いながらるぅとくんの部屋に帰った
る「あー!Aー!」
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ぎんちゃ - 小説、僕の好きなタイプにどハマりでした!すごく面白かったです!続編楽しみにしてまーす (2019年8月27日 15時) (レス) id: 0da634450a (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - 大体の推理合ってたw絶対的に終わらないって言うw面白かったです! (2019年7月3日 16時) (レス) id: 0cf1c80018 (このIDを非表示/違反報告)
かぁのん(プロフ) - 鳥肌たちました…!!凄いですね!! (2019年6月23日 12時) (レス) id: 67ca86b12e (このIDを非表示/違反報告)
ののかれん - 続編作ってほしいです (2019年6月15日 2時) (レス) id: 5e57fb77ea (このIDを非表示/違反報告)
まめ(プロフ) - 続編作って欲しいです! (2019年6月14日 21時) (レス) id: 1c9b7051d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えりっきー | 作成日時:2019年5月4日 12時