君の声 (ページ8)

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8話ページ8

タ『………………ジヨンなにしてるんだ？』

楽屋に入るなり俺に疑問を問いかけるヒョン

ジ『なにって、、、勉強してるんですよ』

タ『なんで手話なんて勉強してんの？』

ジ『友達と話したいからですよ』

ふ～んと興味があるのかないのかわからないまま雑誌を読み始めるヒョン

2人のせいかその後楽屋はずっと静かで少し経つとヒョンが雑誌を閉じて話しかけてきた

タ『あの女の子と友達になったの？』

俺もヒョンの言葉に顔をあげヒョンを見る

ジ『あーはい笑友達になったんですかね？』

タ『なんで？』

ジ『なんでって友達になるのダメですか？』

タ『ダメじゃない、、、暇つぶし？』

ジ『暇潰しじゃないです』

タ『じゃあ彼女の気を惹くためにあの子を利用でもしてる？』

ジ『そんなんじゃ！！』

そこに入って来たのはなにも知らないスンリ

ス『おはようございまーーす！あれ？2人だけですか？ん！？どうしたんですか2人見つめ合って笑』

ジ『別に見つめ合ってない』

俺はまた本に目線を戻すと俺の後ろから覗き込むスンリ

ス『えっ？ヒョン手話の勉強してるんですか？なんで？なんで！？あっ！Aちゃんですか？でもヒョン彼女いまっ、、』

ジ『友達になったの！！別に良いだろ！うるさい！！』

ス『………すいません』

ヒョンの言葉に何故だかイラついてスンリに対して強く当たってしまいそのせいかスンリ静かに離れていく

この空間に居るのが嫌になり楽屋を出て喫煙所に向かう

煙草を加えて片手で携帯をいじる

交換した日にLINEをAに送っても返事もなくて

ヒョンの言葉にイライラしたのはきっとどこかでそうかもと思ってしまった自分にムカついた

でもAと仲良くなりたいって思ったのも本当

携帯を眺めると久しぶりに彼女のヘヨンから着信

ジ『もしもし？』

ヘ『今日暇？会いたい』

ジ『あー今日は仕事だから』

1週間も連絡なかったくせに会いたいって

ヘ『終わってからでいいから終わったらうちにきて？』

ジ『あーわかった、、、じゃあまた後で』

電話を切って溜め息をつき楽屋に戻る