君の声 (ページ50)

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50話ページ50

俺は日本から韓国へ帰り家じゃなくてそのままカフェに向かう

中に入ってもAの姿はなくて

スンリのお母さんに声をかける

ジ『Aは今日休み？』

ス母『Aちゃん昨日でここ辞めちゃったのよ、、、聞いてなかった？」

ジ『えっ！？』

ス母『突然だから人手が足りなくて困ってるのよ、、、でも』

俺は続きの言葉も聞かずにAがピアノで行ってるホテルに向かう

そこにもAの姿はなくてマンションに向かいインターホンを鳴らしてもAは居なくて

マンションの外でAを待つ

待っても待ってもAは帰ってこなくて

ポタッ、、、ポタッ

手の甲に雨が一粒あたる

雨だ、、、、そう思い空を見上げるとどんどんと雨が降ってきて俺は急いで家に帰る

びしょ濡れになった服を洗濯機の中になげいれシャワー浴びながら壁に頭をつける

Aは俺の前から姿を消した

やっぱりAにとって俺はなんでもなかったんだ

頬に雫が落ちる

それがシャワーなのか自分の涙なのかさえわからない