君の声 (ページ36)

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36話ページ36

ライブが終わってスタッフがAと友達のソンミちゃんを連れてきてくれた

なぜかそこには不機嫌なAに俺は近づく

ジ「どうだった？楽しかった？」

「普通」

ジ「それだけ？なんで不機嫌なんだよ」

「なにか言って欲しい？音もなにも聞こえない私に何か言って欲しいの？どんな曲かもわからない私になにを言って欲しいの？」

Aの言葉に俺は手をとめる

ス『ヒョン！！Aちゃんはなんて？』

ジ『別になにも』

「なんで嘘つくの？私が言った事言えば良いじゃない」

ソ「A、、、それはあんまりだよ」

「じゃあソンミが教えてよ！ビッグバンのみんなは凄く良い人でルックスだって悪くないし芸能人でお金だってたくさんある、、でも私はみんなの声がわからないのみんなの声が聞こえないのいくらみんなが私に話しかけても歌っても声が聞こえないの」

Aは泣きそうになりながら手話をする

なんで？こんな悲しませるつもりじゃなかったのに

なんでこんな事になるんだよ

「ねぇ！ソンミ教えてよ親友でしょ？だったら教えてよ！聞かせてよジヨンはどんな声してるの？どんな声で歌ってるの？」

ジ「やめろよ！！ソンミちゃん泣いてるだろ？」

「どうして？ねぇ教えてよ！」

ジ「教えてやるよ！カエルよりはマシでマイケルジャクソンより良い声じゃない普通の声だよ平凡な声だよ」

「なんで、、、なんで私ばっかり！こんな目にあうのよ」

ジ「それこの間も聞いたよ、、一生そうやってなんで私ばっかりこんな目にあうんだって生きてくつもりかよ！Aはわがまますぎるんだよ！怒るAの気持ちもわかるけどAはいっつも自分の気持ちばっかり相手にだって気持ちはあるし悩みもある！生きるのが苦しいのはAだけじゃないんだよ！今日だってAの為に色々してくれたんだ、、、ソンミちゃんには謝れよ」

ソ『いいの！私のことは別に私のせいでもあるし』

ジ『ソンミちゃんのせいじゃないでしょ、、別に誰のせいでもないでしょ』

はぁーと椅子に座る

そこに近寄ってきて手話をして部屋から出ていくA

ヨ『ジヨン、、、Aちゃん今なんて？』

ジ『もう私の事はほっといてって』