君の声 (ページ26)

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26話ページ26

私は後ろ姿のジヨンに向かって手話をする

「ジヨン、、、私はジヨンが好きだよ、、大好きだよ」

伝わらない言葉

だから私といてもジヨンは幸せにならない

ヘヨンさんと幸せになって

ヘヨンさんはジヨンの事愛してるんだから

ジヨンに会えて良かった

心の底から思えるよ

私はその場から動けずに泣き止むまで座っていた

ス『Aちゃん？』

トントンと肩を叩いてくるやつがいて

もう泣いてる時に話しかけるなんて、、、なんて空気読めないナンパ野郎なの！？

ス『あー泣いてる？』

顔を見ると困ったような顔をしてるスンリ

ナンパ野郎なんて言ってごめんね、、、

ス「どうしたの？お腹痛い？」

なんで泣いてるとお腹痛いになるのだろう

「痛くないよ、、、お腹空いて泣いてたの」

ス『お腹、、空いてる？』

うんと頷く

ス「じゃあ俺もお腹空いたからご飯いきませんか？」

屈託のない笑顔につられて笑ってしまう

「奢ってくれるなら」

ん？と首を傾げるスンリ

【奢ってくれるなら】

メモを見て爆笑するスンリ

ス『おっけー！俺はスーパースターだから奢ってあげる笑』

そう言って笑う笑顔が少しジヨンに似ててドキっとしてしまう