君の声 (ページ12)

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12話ページ12

久しぶりの休日、、、

新しい服が見たくて買い物に行くとAと友達と楽しそうに歩いていた

Aって友達いたんだ笑

耳が不自由だからとかじゃなくて口悪いし強気な性格だから勝手に友達いないと思ってて

壁に寄りかかるAに話しかけるとナンパだと思ったのか凄い勢いで睨まれた

そこに戻ってきた友達は俺を見るなりびっくりする

というかこの反応が俺を見る大抵の人の反応

やっぱりAは俺が芸能人だって知らなかった笑

せっかく会えたのに行こうとするAを引き止める為にご飯に誘うが断られ友達が無理やり引っ張ってくれる

ジ「ここで良かった？」

「私は別にどこでも」

ソ『はい！もうここが良かったです笑』

Aの友達なのにこの子はAの分を補うかのように愛想が良い笑

ソ「もう！Aは本当に素直じゃないんだから！こういうお店好きじゃん！」

ソ『Aがこうやって髪を耳にかける時は嬉しい時の反応なんです』

丁寧にAの癖まで教えくれる笑

テーブルに案内されるとキョロキョロするA

ジ「どうした？かしこまってキョロキョロして」

「凄い高そうなお店だから芸能人は凄いなって思ったの」

そんな素直なAの反応に笑ってしまう

さっきまで芸能人だってわからなかったくせして笑

やっぱりAは面白い

ジ「好きなの食べろよ俺が奢るから」

「誘ったんだから当たり前でしょ？ソンミ！いっぱい食べよう！」

Aには遠慮の言葉はないらしく有言実行のままたくさん頼んでたくさん食べる

「食べ過ぎた、、、苦しい、、お手洗い行ってくる」

お腹抑えて席をたつ

ジ『奢って貰うからって食べ過ぎなんだよ笑少しは遠慮しろよな笑』

「うるさいなー」

そのまま部屋を出て行く

ソ『Aがこうやって楽しそうに男の人と話してるの久しぶりに見ました』

ジ『楽しそうだった？それにAはモテそうだけど顔だけだと』

ソ『すっごく楽しそうでしたよ笑顔が可愛いから昔からよく声もかけられてましたけど、、ほらあーいう性格だから耳が聞こえなくなったら余計壁作るようになちゃって』

ジ『えっ！？産まれた時からじゃないんだ』

てっきり産まれた時からのものだと思っていた