君の声 (ページ1)

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1話ページ1

ほんと偶然だった

スンリのオンマお店に寄るつもりなんてなくて

ス『ヒョーン！行きましょうよ！ね？この時間ならあんまり人もいないですし！』

ジ『わかった、、、わかったからうるさい』

スンリが寄っててくださいなんてしつこいから店に寄ることにして

閉店間際の店に入ると笑顔で迎えてくれるスンリのオンマ

ス母『来るなら連絡しなさい』

ス『ごめん、、、突然来ることになってさ』

なにが突然だよ、、、寄ってて下さいって言ってたくせに笑

奥の席に案内してくれるスンリのオンマ

ス『あれー？新しい人雇ったの？』

キッチンを見ると女の人の後ろ姿が目につく

ス母『あーあの子は友達の娘さんなの、、、ちょっとそんなに見ない』

こっちに気付いて見るがムスッとした顔ですぐに逸らされる顔

なんだあいつ、、、店員のくせに愛想悪いな

ジ『なにあれ？愛想悪っ』

ス『えー！めっちゃ可愛くないですか？』

確かに、、、一瞬だけ見えた顔は愛想はまったくないけど凄い可愛いくてかなりタイプの顔

だから女の子だけじゃなくて男もチラホラいるんだ

きっとこの子目当て、、、それくらい顔は可愛い

スンリはキッチンに向かって女の子に話しかける

ス『ねー！ねー！』

スンリが何度話しかけても振り向く事はなくて

雇ってもらってる人の息子なんだから話してやればいいのにって思いながらコーヒーを口にする

ス『ねってば！名前教えてくださいよ』

めげないスンリは未だに話しかけても反応しなくてスンリが携帯を取り出しその子を撮る

人手が足りないのか俺たちにワッフルを運んで来た時にスンリと目があう

携帯で撮られたことを知り女の子が凄い顔でスンリの前にきて手を前にだす

ス『えっ！？携帯？』

素直に携帯を渡すスンリの携帯をとり投げようとする

ス『あー！ダメ！俺の大事な携帯！ごめんなさい！消します！！消すので投げないでください！』

そう言うと投げようとするのをやめてスンリに携帯を返す

その顔はまだブスッとして、、、いやむしろさっきよりも酷い顔だ

大人しそうな顔とは大きく違ってキツそうな性格