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コナンside
安室さんが一足先に家を出てから数分後、赤井さんと風見刑事と一緒に俺も家を出る準備を始めた
「行ってくるよ」
「気をつけてね、新ちゃん」
「新一、頑張るんだぞ?」
「ああ!」
指示係の父さんと母さんは家に残る。2人と頷きあって、玄関に走った
赤井さんと風見刑事は既に車に乗っていた
「準備はいいな、坊や」
「うん、もちろん!」
組織は絶対壊滅させるし、A先生だって助けてみせる。3人ともどこか緊張した面持ちで、無言のまま先生や安室さんのいるビルの近くに到着した
「では私は部下たちの所に行ってきます。よろしくお願いします」
「うん!風見刑事も、頑張ってね」
風見刑事を見送って、俺と赤井さんは、組織のヤツらが集まっているビルの隣のビルの屋上に向かった
「いた!2階の右から4つ目の窓!」
「了解した…あの後ろ姿はジンか。それからベルモット、キャンティ…Aの姿が見えないな」
「あそこにいるの、安室さんだよね。見えてないだけで、A先生もいるのかも」
メガネで窓を拡大しながら、ライフルのスコープを覗き込む赤井さんに声をかける
俺たちはこの位置から突入部隊のアシストをすることになっている
「4階にも人がいるね」
「あれはコードネーム持ちじゃない奴らだろう」
特に動きのないまま、数分が経過した時、突然安室さんの姿が見えなくなった。けどすぐに今度は背中じゃなくて顔が見えるようになる
「!!隣にいるのって…」
「ああ、Aだな」
ほとんどが黒い服を着ている中で、白いトレーナーを着たA先生はすぐに見つけることが出来た
風見刑事から合図が俺の携帯に送られてくる。どうやら配置が完了したらしい。しばらくその状態が続いたあと、A先生がパッと拳銃を取りだした
「赤井さん!準備はいい?」
「もちろんだ、任せろ」
赤井さんがライフルの引き金に指をかけて、いつでも狙撃できる準備をする。息苦しいほどにその場の緊張が高まった
パリィン!
「消えろ…」
ボソリと赤井さんが呟いて数瞬、ジンの肩から血が流れ、銃が手から落ちていくのが見えた
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ゆず(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます!最終話までお楽しみ頂けるように頑張りますのでよろしくお願いします!! (2022年6月4日 22時) (レス) id: f7fb394352 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 見ててワクワクドキドキしてます!!今後の展開がとっても楽しみです!これからも頑張って下さい! (2022年5月31日 1時) (レス) @page2 id: f8ea42caba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2022年5月27日 7時