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なんとか今日1日の仕事をやり切って約束していたポアロに向かった
「そういえばさー、あむぴ、香水変えてたよね?」
「やっぱりそうだよね〜なんか、いつもと違う匂いしたし」
「彼女かなぁ?マジで無理なんですけど〜」
ポアロから少し離れた所ですれ違った女子高生2人が、そんなことを話していた。"あむぴ"さんとやらは、かなりモテるらしい
なんてことを考えながら歩いていると、ポアロの前まで着いていた。ガラス張りの窓から見えるのは昨日会った梓さん、零くん、高校生らしい3人組。コナンくんはいない様だった
入るタイミングに悩んでいると、カウンターの中にいる梓さんと目が合う。彼女はパァっと嬉しそうな顔になり、こちらに向かって歩いてきた
「Aさん!!来てくれたんですね!安室さんいますから、早く中に入りましょう!」
『え、いや、あの…』
「いいから早く!安室さーん!Aさん来ましたよー!」
梓さんの大きな声に零くんだけでなく、女子高生たちが振り向くのが分かった
「あれ?宮咲先生じゃないですか!」
『あれ、蘭さん?そっか、コナンくんのお家、この上ですもんね』
「宮咲先生?蘭、こんな美人な先生いたっけ?」
「コナンくんの担任の先生よ!園子」
私がコナンくんの保護者の蘭さんと話していると、こちらに近づいてきた零くん
「待ってたよ、A」
そう言って私の頭にポン、と手を乗せると、女子たちから歓声が上がる
「キャー!おふたりって、そういう関係なんですか!?」
「安室さん、どうなのよ!」
「お似合いだなぁ!」
「ははっ高校生の時から、お付き合いさせていただいてます」
「じゃあ、より戻せたんですね!良かったですね〜Aさん!」
矢継ぎ早に交わされる会話に苦笑いを浮かべながら零くんと目が合って微笑んだ
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ゆず(プロフ) - まーみんさん» コメントありがとうございます!そうなんですよね、なぜか数話消えてしまいまして…抜けているところを書き終わったら続きも書いていくので、気長にお待ち頂きたいです! (2022年2月11日 13時) (レス) id: f7fb394352 (このIDを非表示/違反報告)
まーみん(プロフ) - ページが飛んでるなと思いました。テスト頑張ってくださいね!応援しています!テスト期間が終わって落ち着いたら、更新も待ってますねー! (2022年2月11日 8時) (レス) @page36 id: c8f47d3f67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2021年11月27日 23時