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tnSide
パタパタと廊下を走る音がする。
廊下は走るなとあれほど言っておいたのにと溜息をつく。
そういえば今日は1ヶ月になる日だったか。
今頃Aはグルさんと上手く行っているだろうか。
など現を抜かしながら、着実に書類を片付けていく。
パタパタと走る音が部屋の前で止まる。
そして扉のノック音が3回。
tn「誰ー？」
『私！A！トントン開けて！』
愛しの人の声だ。
なんだか切羽詰まったような声で何かあったのかと急いでドアを開ける。
tn「どうした…？」
『中、入ってもいい？』
これ、期待してもいいのか？
走ってきたからか少し息が上がっている。頬も赤く染まっている。
tn「いいよ。書類散らかってるけど許してな。」
中に招き入れ、念の為鍵を占める。
座りと言ってソファーに腰を下ろさせ、話を聞く。
『あのねトントン。私、恋をするのが怖かったんだ。人を愛する事が。でも、やっと、好きだって心から言える人ができたの。』
やっぱりこういう系の話ですよね。
tn「うん。それで？相手は？」
『まだ、言ってない。』
tn「ほな、言わなアカンなぁ。俺はAが好きやからなぁ。ずーっと好きやで。」
よしよしと頭を撫でてやると、彼女の頬が心なしか高揚する。
『トントン。私、トントンが好きなの。グルさんに言われて、気付いたの。』
tn「えっ、ホンマなんか？」
驚いた。てっきり運命に従うと思ってたのに。やっぱり、帰れるんやって思った。
『ホントだよ。トン氏。大好き。大好きだよ。』
ギュッとその小さな体を抱きしめる。
一回りもふた回りも小さいその体はしっかりと俺の背中に手を回している。
体を離した時、パチリと目が合う。
彼女は目を瞑る。
月の照らないその部屋で、二人の影がゆっくりと重なった。
＿＿＿＿＿
やっと結ばれましたね。やっとだ。
更新遅い？テストが2週間に1回という鬼畜さ。何でしょう。死ねと？という訳で2幕終了です！第3幕より図書館通常業務と、軍パロ色強めになります！よろしくお願いします！
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ヴァン(プロフ) - コメント失礼します。質問なのですがオスマンさんの国は何の予定だったのでしょうか？本編には書かれていなかったなぁと思いここに書き込みました。後これからもお身体に気を付けて頑張って下さい！ (2018年4月19日 22時) (
レス) id: 43c67f9155 (このIDを非表示/違反報告)
惠諳(プロフ) - ユキさん» コメありがとうございます！……嬉しい。嬉しすぎます。エミさん推しまだまだ少ないですからね。仲間がいて嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！ (2017年10月9日 17時) (レス) id: e2266b5aaf (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - コメント失礼します。‥‥‥好き、大好き。面白い作品ですし、なによりエミさん推し！！エミさん推しの仲間が小説書いてることに感激！更新頑張ってください！待ってます (2017年10月9日 17時) (レス) id: be782a9479 (このIDを非表示/違反報告)
惠諳(プロフ) - まめだいふくさん» ツボでしたかwあの流れは自分も好きです。コメありがとうございました (2017年10月9日 13時) (レス) id: e2266b5aaf (このIDを非表示/違反報告)
まめだいふく - 「大天使がよく言うんだゾ☆」がツボりましたww (2017年10月9日 12時) (レス) id: e7ecacc635 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えおん(惠諳) | 作成日時：2017年9月7日 8時
