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夢主Side
特に何をするでもなくあれから1週間。
エミさんにちょこっとずつ魔法を教えてもらっている。勿論歴史の勉強もしているけど。
em「さて、今日は少し難しい魔法をしますか。」
ぱんっと手を叩き、キラッと目を輝かせる。
『どんな魔法ですか？』
em「飛行魔法です！」
嬉々として、食い気味に答えてきた。
『飛行魔法ですか！？』
偏見で言うと、箒とか使うイメージなんだけど、エミさんが言うには違うらしい。
em「術者が一番飛びやすい方法で飛ぶんです。例えば私の場合。」
魔法を唱えると、エミさんの体が浮いて椅子に座っている。
em「椅子に座って飛べるんですよ。」
と言いながら降りてくる。優雅だ。
em「トントンさんなら真っ白な翼、グルッペンさんはなんか、うん。とりあえず詠唱してみましょうか。」
なぜグルちゃんにそんなに含みをもたせたの！？！？！
『えー、気になりますエミさん！』
em「じゃあ成功させたら教えてあげましょう。」
よーし！成功させましょう！
すーっと息を十分に吸う。そして詠唱をする。
『空飛ぶ歩む力を空を歩く足を天より授かりしものを授け給え。』
私は浮遊感を覚えた。
少し足が震えるが、しっかり宙を浮いているという実感がある。
em「綺麗だ。」
バサッと音がした。右に首を回すと真っ白い翼が。左には漆黒の翼が。
『なんか、不思議。あっエミさん！約束！』
em「とりあえず降りましょう。それから話しましょう。」
ゆっくりと降りていく。コントロールするのはまだ難しいね。
なんとか元いた場所に戻る。
『ほら早く！早く！』
em「グルッペンさんは、トントンさんとは真逆な漆黒の羽。別名悪魔の翼と呼ばれています。」
『天使と悪魔ですか。』
em「トントンさんの翼が天使の翼と呼ばれている事よくわかりましたね。」
『なんとなく、真逆って言ってたし。』
em「どちらもあるというのは、正しく女神でしょうね。」
ニコッと微笑みローズヒップティーを啜るエミさんは、優雅だった。
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ヴァン(プロフ) - コメント失礼します。質問なのですがオスマンさんの国は何の予定だったのでしょうか？本編には書かれていなかったなぁと思いここに書き込みました。後これからもお身体に気を付けて頑張って下さい！ (2018年4月19日 22時) (
レス) id: 43c67f9155 (このIDを非表示/違反報告)
惠諳(プロフ) - ユキさん» コメありがとうございます！……嬉しい。嬉しすぎます。エミさん推しまだまだ少ないですからね。仲間がいて嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！ (2017年10月9日 17時) (レス) id: e2266b5aaf (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - コメント失礼します。‥‥‥好き、大好き。面白い作品ですし、なによりエミさん推し！！エミさん推しの仲間が小説書いてることに感激！更新頑張ってください！待ってます (2017年10月9日 17時) (レス) id: be782a9479 (このIDを非表示/違反報告)
惠諳(プロフ) - まめだいふくさん» ツボでしたかwあの流れは自分も好きです。コメありがとうございました (2017年10月9日 13時) (レス) id: e2266b5aaf (このIDを非表示/違反報告)
まめだいふく - 「大天使がよく言うんだゾ☆」がツボりましたww (2017年10月9日 12時) (レス) id: e7ecacc635 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えおん(惠諳) | 作成日時：2017年9月7日 8時
