12 ページ13
NoSide
今から25年前。魔法の世界『アルマドール』の王様とお妃様に1人の可愛らしい姫が生まれました。背中には何かの印の様にティアラのアザ。
その子には、普通にはありえない創造の魔法が使えました。それに莫大な量の魔力を持って。
世界は彼女を讃えましたが同時に怯えもしました。そこで王様とお妃様は物語を沢山作ることでその力を抑えようと考えました。しかし、1つ物語を作ってみると、たちまち物語は暴走しはじめました。困った王様達は腕利きの魔法使い達を集めました。
そこで出来たのが「魔法司書」と呼ばれる仕事でした。
魔法司書の仕事は姫の作る物語を保管し、暴走しない様に守る事。
それも莫大な量の魔力と戦わねばならないので、やめるものが続々と出てきました。
王様達は困り果てました。
そのまま時は過ぎて姫様は6歳になり、学校に行かれるようになりました。姫様は皆と仲良く接し、とても優秀でした。
しかし年を重ねる事に作る物語は増え、魔法司書も少なくなる一方。
姫が12歳になった時。とある一冊の本が暴走しかけた。
そこに出てきたのは、姫様よりも少しだけ年上の11人でした。姫様と同じくらいの魔力を持ち、何より全員特殊魔法の持ち主でした。
1人は必ず命令を成功させる力を持ち
1人は自らに羽を持つ天使の末裔であり
1人は人の心を読み匠な話術を持ち
1人は幻獣に好かれ
1人は誰も気付かないことに気づき
1人は誰よりも戦闘を好み
1人は何かを輝かせる力を持ち
1人は人の心までを癒せ
1人は人の心を明るくし
1人は天気を操り繁栄される力を持ち
1人はどんな知識も人に与える事のできる
そんな11人が、魔法司書となり本を保管しはじめたその日から、暴走する事はなくなった。
11人は姫と仲良く接し、姫は11人を心から尊敬していた。
彼女達がであって6年目の年。
世界が、姫様の作った創造の書によって、歪み始めたのだ。
元々交わるはずのなかった人間の世界と魔法の世界。2つが交じり合い、世界はバランスを保つ事が難しくなっていった。
ただ1つ。世界を救う方法としては、姫を人間にすること。しかし、それには姫の魔力をどこかに閉じ込めて置かなければなかない。
そこで11人はそれぞれの"魔石"と呼ばれるものに姫様の魔力を閉じ込めた。
そして、姫様の記憶を本に閉じ込め、時が来るのを待ちながら私立図書館を作った。
姫様は二十歳を迎えた。
ーーー
そういや誰オチか決めてない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヴァン(プロフ) - コメント失礼します。質問なのですがオスマンさんの国は何の予定だったのでしょうか？本編には書かれていなかったなぁと思いここに書き込みました。後これからもお身体に気を付けて頑張って下さい！ (2018年4月19日 22時) (
レス) id: 43c67f9155 (このIDを非表示/違反報告)
惠諳(プロフ) - ユキさん» コメありがとうございます！……嬉しい。嬉しすぎます。エミさん推しまだまだ少ないですからね。仲間がいて嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！ (2017年10月9日 17時) (レス) id: e2266b5aaf (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - コメント失礼します。‥‥‥好き、大好き。面白い作品ですし、なによりエミさん推し！！エミさん推しの仲間が小説書いてることに感激！更新頑張ってください！待ってます (2017年10月9日 17時) (レス) id: be782a9479 (このIDを非表示/違反報告)
惠諳(プロフ) - まめだいふくさん» ツボでしたかwあの流れは自分も好きです。コメありがとうございました (2017年10月9日 13時) (レス) id: e2266b5aaf (このIDを非表示/違反報告)
まめだいふく - 「大天使がよく言うんだゾ☆」がツボりましたww (2017年10月9日 12時) (レス) id: e7ecacc635 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えおん(惠諳) | 作成日時：2017年9月7日 8時
