27.亜生side ページ27
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神戸での仕事が終わって新幹線へと向かう。
昴生「ちょっとマクド寄って帰るわ」
『ほな俺次の乗って帰るわ！また明日！』
昴生「おつかれ〜」
とにぃとは別々に帰ることになった。
出発間際の新幹線に乗り込んで
自分の指定席へと向かう。
『…え？』
俺の席の後ろにはAちゃんの姿。
「…あ…」
Aちゃんも気づいたみたいでしばらく沈黙が続く。
『よお会うなぁ(笑)』
「本当ですね(笑)」
『隣、座ってもええ？』
なんとなく前後に座るのが気まずくて
そんな事を言ってしまった。
でもAちゃんは
嫌な顔せずに"どうぞ"と言ってくれた。
『いやー…でも
本間にめちゃくちゃかっこよかった！
綺麗やったし、やっぱすごいわAちゃん』
「いやいや、亜生さんもすごい歓声でしたよ？」
『俺のはちゃうやん！
ここで漫才見れた！みたいなそんなんやって』
「え〜私は亜生さんかっこよかったです！」
そうニコッとして言うAちゃん。
もー…なんでこんなに可愛いんや。
今すぐ抱きしめたい。
そんな気持ちをグッと堪えて普通に話す。
するとAちゃんは俺の顔をジッと見つめる。
『ん？』
「本当はずっと会いたかったんです。
だから会えてよかった…」
そんなん俺もや。
今もずっと俺の所に来て欲しい。
ちゅ
俺はAちゃんにキスをした。
自分でも不思議なくらい無意識にしてた。
俺らの周りには誰もおらん。
ちゅちゅ
それをいい事に深いキスへと変えていく。
こんな所で、相手は婚約者がおるのに止められへん
30にもなってみっともない…
『…ごめん。』
ふっと我に返ってAちゃんから離れる。
「いえ…」
そう言ってAちゃんは窓の外を見る。
流石に引かれたやろな。
自分からふっといてコレやもんな。
「亜生さん…」
きっと次の言葉は怒るか引くかやろな…
「鼻毛…出てましたよ。」
え？なんやそれ。
なんでそんな普通に笑ってるん。
『え！？どっち！？』
「左です。(笑)」
こっちを向いたAちゃんの顔は
引きつりながら笑ってた。
あぁ…無理して空気変えてくれたんや。
『抜くわ！』
俺もそう言うと
そこからはさっきの事が嘘のように笑いあった。
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minami(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！私の自己満で書いてるので皆さんは面白く思ってくれてるのかなー？って思っていたのでそう言っていただけて本当に嬉しいです！あまり早い更新ではないですが頑張りますね！ (2019年9月5日 21時) (
レス) id: 1a643e35c2 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - minamiさんはじめまして、奏といいます。minamiさんの作品、いつもキュンキュンしながら読んでます。これからも楽しみにしてます。 (2019年9月5日 20時) (レス) id: df4e83e4db (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2019年8月20日 8時) (レス) id: 5f0679fbd2 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - まってました！！新作！！楽しみにしてます！！ (2019年8月19日 20時) (レス) id: 61abf9094f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minami | 作成日時：2019年8月17日 23時
