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「嫌です…こんな気持ちで結婚しても…」
涙が止まらない私の頭を
"ごめんな"と言いながら撫でてくれる亜生さん。
『一回は好きになった人やろ？また戻れるよ。
俺への気持ちなんかすぐ忘れる。』
そんな事ない。
そう言いかけたけど
これ以上ゴネても何も変わらへん。
やったら…
「亜生さんは
前話してくれた女性より私の事好きですか？」
『好きやで。』
「じゃあ…今日だけ一緒にいてもいいですか？
…恋人として…」
人として最低な事を言ってるのは分かってる。
でも…
きっとこうして亜生さんと会うのもこれで最後になる。
やったら最後にいい思い出にして終わりたい。
私の質問に顔をしかめて少し考える亜生さん。
『そんな泣かれたら断れへんやん。
…分かった。一緒におるから。泣き止んで。』
そうまた抱きしめてくれる亜生さん。
泣き止むまでずっと優しく包んでくれる。
しばらくして私の気持ちも落ち着いた頃
私たちはソファに並んで座る。
「ごめんなさい…最低ですよね。私。」
すると亜生さんはニコーッと笑って
『さいってーやな。(笑)』
と言う。
「ごめんなさい。」
『ほな俺も共犯なるわ。』
ちゅ
亜生さんが私の顔を手で包んでキスをしてきた。
『これでAちゃん1人のせいじゃない。』
「亜生さん…って遊び人なんですか？」
『ふははは！ちゃうよ！なんでなん！笑』
私の言葉に手を叩いて笑う亜生さん。
「や、じゃなきゃそんな言葉出てこないですよ！
仕草とかも女の子が
喜ぶの分かってやってそうやし！！」
『もー！(笑)うるさい！』
ちゅ
そう言ってまたキスをしてくる亜生さん。
ほら。そーゆう所。
分かっててもキュンときてしまう。
「そんなんずるいです…」
『なにが？』
「もっとして欲しくなる…」
『おいで。』
ちゅちゅ
そう言われて亜生さんに抱きつくと
何回も触れるだけのキスが降ってくる。
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minami(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！私の自己満で書いてるので皆さんは面白く思ってくれてるのかなー？って思っていたのでそう言っていただけて本当に嬉しいです！あまり早い更新ではないですが頑張りますね！ (2019年9月5日 21時) (
レス) id: 1a643e35c2 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - minamiさんはじめまして、奏といいます。minamiさんの作品、いつもキュンキュンしながら読んでます。これからも楽しみにしてます。 (2019年9月5日 20時) (レス) id: df4e83e4db (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2019年8月20日 8時) (レス) id: 5f0679fbd2 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - まってました！！新作！！楽しみにしてます！！ (2019年8月19日 20時) (レス) id: 61abf9094f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minami | 作成日時：2019年8月17日 23時
