13.昴生side ページ13
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おかしい。
これは絶対におかしい。
『ん〜？えぇ〜？んー…』
亜生が朝から暇があるとずっとこう。
ケータイを見ながら唸る時もあれば
何も見ずただただ唸る時もある。
そろそろ気になってきたわ。
昴生「おい、おいおい、亜生。」
『ん？あ、なんや兄ちゃんおったんかいな。』
昴生「え？(笑)
おったよ？ずっと隣おるよ？」
『ほんで、何？』
昴生「何はこっちのセリフや。
ずっと唸って。どないしてん。」
すると亜生が少し考えて言う。
『今は他の人がいる時間が楽しい。
特に亜生さんと。…って言うのはさ
俺はどう解釈すればええの？』
昴生「そんなん好きゆう事なんちゃう？」
『でもその人婚約者おんねん。』
昴生「きっと気づいてないねん。
自分の気持ちが変わってきてる事。」
『なんで兄ちゃんそんな女心分かるねん。』
昴生「俺くらいなると分かんねや。
それよりお前また遊んでんのか。」
すると亜生はニヤっとする。
なんや気色の悪い。
昴生「Aさんか。」
『…い、いや？ちゃうよ。』
昴生「もー嘘なんバレバレ。もー全部話して(笑)」
すると亜生は笑って"なんで分かるんすごいな"といってる。
そらそうや。何年兄ちゃんやってるとおもてんねん。
『でもにぃ。絶対コレやで。
本間にゆうたあかんやつやからな』
と前置きしてから話し出す。
昴生「ん〜…それお前…
亜生も気になってるんやろ？
Aちゃんの事。
今までのかわいいとかそんなんじゃなくて
本間に。」
『それがな、もー久しく恋してへんから
わからんねん。俺も。』
昴生「いや、なってんねん。
けど相手が相手やからな〜…
亜生からは何もできひんわな。」
亜生は"そやねんー"といって楽屋の隅の畳で
ゴロゴロうなだれてる。
昴生「まぁ、頑張りや。ちょっとトイレ。」
とトイレに行く。
30超えてもまだ恋愛相談してくれる
亜生が可愛くて、つい応援してしまった。
でも…竹内涼真相手に勝たれへんで〜…
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minami(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！私の自己満で書いてるので皆さんは面白く思ってくれてるのかなー？って思っていたのでそう言っていただけて本当に嬉しいです！あまり早い更新ではないですが頑張りますね！ (2019年9月5日 21時) (
レス) id: 1a643e35c2 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - minamiさんはじめまして、奏といいます。minamiさんの作品、いつもキュンキュンしながら読んでます。これからも楽しみにしてます。 (2019年9月5日 20時) (レス) id: df4e83e4db (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2019年8月20日 8時) (レス) id: 5f0679fbd2 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - まってました！！新作！！楽しみにしてます！！ (2019年8月19日 20時) (レス) id: 61abf9094f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minami | 作成日時：2019年8月17日 23時
