41.あなたside ページ41
昴生亜生「『ただいまー』」
にぃ達が玄関に入ると私も後をついて入る。
…懐かしい。4年ぶりの実家。
母「おかえり〜昴生あんた服脱いでよ〜…」
お母さんが奥から出てきて
私がいると気づいた瞬間固まった。
母「…亜生！ちょっと邪魔やから入ってて！
Aもお茶炊いてるから見てて〜
さぁ！昴生！お風呂行くで！」
と何事もなかったかのように
こうにぃを裸にしたお母さんはお風呂場へと行った。
『おかん。泣きそうな顔してたな。(笑)』
「…うん。」
そう。お母さんのあの顔は泣きそうな顔。
きっと泣かへんように普通にしてたんやと思う。
だから私も普通にする。私も泣きそうやから。
そしてリビングに行くとお父さんがテレビを見てる。
『ただいま〜』
父「お〜亜生か。おかえり。
……Aも、おかえり。」
『うん。ただいま。』
お父さんも一回驚いた顔をした後普通に接してくれた。
そしてこうにぃがお風呂から上がってくると…
『おかん。おとん。ちょっと話あるんやけど。』
とにぃが言うとみんながテーブルに座る。
『俺ら結婚しようと思ってる。ええよな？』
お母さんもお父さんもうんうんと頷いてて
お母さんは口に手をあててる。
母「A、おかえり。」
父「おかえり。」
「ただいま…」
そう言うとお母さんは私を抱きしめにきた。
私とお母さんは泣きながら強く抱きしめ合う。
母「会いたかったんやで…」
「お母さん…」
ズズズズズ！！！
大きい音の方を向くとにぃ達で
鼻をズルズルすすってた。
父「なんで昴生亜生まで泣いてんねんな〜(笑)」
『だって…やっと揃った…家族が…』
昴生「やっと戻れた…やっとや…」
父「長かったなぁ。この4年間…
今までどうしてたんや？」
「愛媛で音楽の先生してた。
それで1年前にぃが迎えに来てくれて…」
父「亜生と一緒に東京行くんか」
「うん。」
父「そうか。
ほなら亜生、いつまでと泣いてんと
Aの事次こそ幸せにしたってや。
母さんも同じ気持ちや。」
そうにこやかに言うお父さんと
その隣で微笑みながら頷くお母さん。
そして
父母「おめでとう。」
と私とにぃに向かって言う。
『「ありがとう」』
そう言い今までの時間を埋めるように
みんなでなんでもない話をした。
みんな笑顔やった。
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minami(プロフ) - みかんさん» お待たせしました！（笑）芸人さんとの絡みも今後入れるようにしますね！もうしばらく待っててください！ (2019年7月19日 23時) (
レス) id: e10b5d9d25 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - きたあああーーー！やっと結ばれたーーー、めっちゃキュンキュンするの期待してます！！！芸人さん達に、チヤホヤされるのも見てみたいなあー、、 (2019年7月19日 22時) (レス) id: d72ed25927 (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - みかんさん» 私もこーゆうコメントくれると頑張れます！ありがとうございます！ (2019年7月11日 8時) (レス) id: 1e9823fec9 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 毎日これを楽しみに頑張っます！！！ほんとに、たのしみ (2019年7月10日 22時) (レス) id: d72ed25927 (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます！最終章に入っています！今後は番外編も描きたいなと思っているのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年7月8日 8時) (レス) id: d0cedc1941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minami | 作成日時：2019年7月3日 23時
