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直子「で。どーしたの？
女の子がこんな所に当てもなく来るなんて。」
夜空を見ていると直子さんがやってきた。
「色々…あったんです。笑」
直子「私でよければ話してみて？
こんな可愛い顔してるのに〜
あんな顔して歩いてるのなんかほっとけへん。」
そんなひどい顔してたかな…笑
そう思いつつ、この人なら大丈夫。
そう思って昨日あった話を全て話した。
直子「おいで。」
そう言って直子さんは抱きしめてくれる。
すると今まで流れてなかった涙が勢いよく出てきた。
「う…グス…ごめんなさい…こんな…」
直子「いっぱい泣きぃ。
どうせ今まで泣いてないんやろ？
辛かったなぁ…1人で…」
そう背中をさすってくれる直子さんに
私は甘えて泣きじゃくった。
そして直子さんは私に
直子「どの人を好きになるってゆうのは
頭で考える事じゃないから仕方ないと思う。
けどね、いつかは前に進もうね？」
そう優しく言ってくれた。
それからしばらく私は
直子さんのお家に泊まる事になった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一週間後。
お母さんから連絡が来た。
三木家から籍を抜いてほしいと。
養子に入った場合
必要な書類を裁判所に持っていって
お互いが理解しあってるなら籍を抜ける法律がある。
それをしたいと。
私は書類にサインをしに行くために
一旦京都に戻った。
待ち合わせしてた喫茶店に着くと
お母さんはもう着いてた。
「…」
母「ここに、サインして。」
"うん"と言ってサインをする。
「今まで…本当にありがとうございました。」
母「元気でね。」
そう頭を下げて喫茶店を出ようとすると
後ろからお母さんが言ってきた。
でもその声は震えてた。
泣いてる…振り返らずにでもわかる。
お母さんにも辛い思いをさせてしまった。
その罪悪感からか
私はもう一切三木家とは関わらない。
そう決めた。
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minami(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます！引き続き頑張って書くのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年7月2日 22時) (
レス) id: afa5ac0d8b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - めっちゃええ展開になってきた！！！！楽しみにしてます！頑張ってください (2019年7月2日 20時) (レス) id: d72ed25927 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 作品を作る度同じ注意をされないで下さい (2019年6月7日 1時) (レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年6月7日 1時) (レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minami | 作成日時：2019年6月7日 0時
