神様なんて (ページ38)

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episode参拾弐ページ38

悪魔が訳の分からないことを行ったと思ったら

それに感化されたのかコベニちゃんがナイフを持ってデンジ君に向かってくる

それもアキと姫野先輩に阻止されコベニちゃんは為す術なく床に倒れ込む

まぁこの状況で正気保ってられるのがおかしいけど

「大丈夫？って気失ってる訳じゃないみたいだけど…」

コ「うっ…」

【あは、あはは、あはははははははは】

姫「アキ君、キツネで飲み込めば終わるんじゃない？」

アキ「コン……やっぱりキツネは来ませんね、ここは外と断絶されてるんだ」

「キツネの体は京都にあるし…」

姫「その様子だと夜叉も来ないか…じゃ私のゴーストでやるか」

姫野先輩がゴーストの力で悪魔の体を攻撃するけど

効いた感じはしなく…どうやら本体はここにはないらしく

いくら傷つけても肥大化して行くだけ

【私と契約する以外生きては帰れない】

デ「はん！ど〜せ俺を殺してもAさんを殺しても外には出さないくせによ！」

「契約は本当だよデンジ君

悪魔にとって契約には強い力がある…片方が契約を守ればもう片方は絶対に守らなければならない、守れず破った方は死ぬ」

姫「そ、だからデンジ君とAちゃんを殺せば外に出られるのは本当だよ」

デ「…」

「これまた厄介な事に巻き込まれちゃったね〜！デンジ君♡」ｷﾞｭｯ

事実を突きつけられたデンジ君を揶揄う様に抱きついてみるが反応がない

いつもなら犬のように喜ぶのに…

それにしても、鳳凰って…私って何なの？

夜叉には守られて言ノ葉には契約を迫られて…犬神には

「……また、か……」ﾎﾞｿｯ

デ「…」

荒「姫野先輩、殺すべきです…デンジを」

「荒川君…デンジ君だけ殺してm「鳳凰さん、貴方もです」まぁそう来るよね」

荒「聞いたことある、悪魔に好かれ悪魔に守られているデビルハンター…俺はそんな人間が今後どんな影響を及ぼす事か」

「……」

アキ「おい、それは此奴の本意じゃ「俺は悪魔絶対的悪！そう言った筈です」……」

荒「悪魔になるそいつも悪魔に守られてる人間も人間じゃない」