神様なんて (ページ33)

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episode弍拾漆ページ33

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荒「早川先輩、鳳凰先輩」

「君は確か…新人の」

デンジ君と魔人のパワーちゃんを見て新人君は不安なんだろう

荒井君…だっけ、4人でと親しげに話していると典型的な疑問をぶつけてきた

荒「荒井です。そいつらに背中任せて大丈夫なんですか？片方は魔人でもう片方はチンピラ…自分は信用出来ません」

アキ「悪魔駆除には基本この2人を先行させる…逃げたり悪魔に寝返った場合は俺達が殺す」

パ「畜生みたいな扱いじゃな」

アキ「……お前らに人権はない」

「アキ？そういう酷い事言うの禁止ね。はぁ荒井君、大丈夫だよ」

荒「…自分は悪魔絶対的悪なので、理解できまs!?//」

「何かあったらお姉さんが守ってあげる♡」

荒「は、は…い…//」

アキ「ﾑｯ…」

荒井君の言葉を遮るように人差し指を口に押さえ付けて顔を近づけてそう言って落ち着かせる

場は和んだけどアキのピリピリが収まらない…

思った通りでその事で2人に怒鳴りつけている

デ「褒美くれ！」

姫「ほ〜う…よし！私が一肌脱いでやろう！今回の悪魔を倒した人には何と！私がほっぺにキスしてあげまーす!!」

そんなこんなで足取りの重い新人2人を連れてホテルに足を踏み入れる

*

姫「男の子揶揄うのがいっちばん面白ぇや！」

「あっそれ、同感です！面白いですよね〜」

デンジ君が姫野先輩のご褒美にやる気に火がついたのかどんどん1人で前に進む

それを荒井君が止めようとデンジ君を追いかけていて

それを冷静に残りの5人は後ろを歩いていた

パワーちゃんもデンジ君2人に混ざりに行きコベニちゃんもそれについて行く

アキと姫野先輩は新人4人について話しているみたい

こうして1人で悪魔駆除している時より誰かが居るとやっぱり違うものだなと感じる

アキ「1年経てば死ぬか民間に行きます」

姫「答えになってないなあ…Aちゃんは新人4人どう思う？相変わらず何も思ってない？」

「私ですか？…そう、ですね…経験上私もアキと同じ考えですよ。自分の明日…数秒後さえ分からないですから」