神様なんて (ページ32)

今日:9 hit、昨日:14 hit、合計:34,902 hit

episode弍拾陸ページ32

*

複雑になった空間に私とデンジ君とアキとパワーちゃんに姫野先輩、新人2人その場所にいた

どうしてかは分からないけどデンジ君を殺そうとしていた

新人の女の子がデンジ君にナイフで襲いかかった時

アキが庇って脇腹を深く刺されていた

*

少しの冷や汗と頬を伝う暖かい涙で目が覚める

今までとは違った夢を見て夢と分かるまで時間がかかった

「……ただの、夢…だよね」

*

「おはよう〜」

アキ「おはよ。髪、結んでやる」

「うん！今日もよろしく！」

台所にいるアキの所に行くといつもの様に洗面所で結んでくれる

いつもの様に朝食を済ませてお皿を洗う

デ「……」

「…デンジ君？朝からぼーっとしちゃってどうしたの？」

アキ「ほっとけ、いつもの事だろ」

「いつもの事なの？？？」

いつも元気に朝ごはん食べてるから少し気になりながらも朝のタスクを終わらせる

「アキ君」

アキ「ん？」

彼を見ると夢の事を思い出して心配でつい引き止めてしまう

でもそんな心配私がする必要もしていいものじゃない

「………ううん、何でもない」

アキ「？」

*

公安に悪魔の駆除要請…ホテル内部で悪魔の目撃

ホテルの宿泊者生存不明、駆除にあたった民間のデビルハンター死亡

恐らく銃の悪魔の肉片を食べている悪魔

公安対魔特異四課、七人が公安から出動要請がかかった

「どう？反応してる？」

アキ「あぁ…銃の肉片を食べた悪魔がいる」

デ「銃の悪魔本人がいるんじゃねーの？」

「肉片が大きいほど強く引き寄せられる傾向があるの、この程度じゃあ違うかもね」

デ「へ〜」

パ「いいのぉそれ、ワシに寄越せ！」

それにしてもこのメンツ…新人2人の顔も初めて見るはずなのに夢で見たのと全く一緒

銃野郎ともなるとアキも必死になるからな…何とかして夢で見たことは避けないと

アキ「お前ら、敬語はどうした」

デ/パ「は？」

デ「なんの得もねぇのにだぁれがてめぇに敬語使うかよぉ!!」

パ「人間は愚かで傲慢じゃあ!!」

と問題児2人がアキに逆らうとガムを差し出して手懐けている…

本当に2人が犬みたいでちょっと不便だな

「アキ君の言う事ちゃんと聞けたら今晩は特製ハンバーグ作ってあげる！」

デ「ハンバーグ!?食いてぇ!!」

パ「おぉ！ワシも肉食いたいぞ!!」

荒「早川先輩、鳳凰先輩」