神様なんて (ページ12)

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episode拾ページ12

アキが作ってくれた朝食を食べ終えて制服に着替える

「今日デンジ君どうするの？」

アキ「例の魔人と組ませる」

「え、本気？だいじょーぶ？」

アキが言う魔人はつい先日にマキマさんが拾ってきた理性のある魔人の事だ

私も1回だけアキと一緒に見に行ったけど見た目は普通の女の子って感じで…

「パワーちゃん元気かなぁ…」

アキ「…Aは今日も単独か？」

「出来れば単独がいいかな？…まあ隊長のご命令とあらば仕方ないけど？」

アキ「……犬神使うなよ」

「わかってるよ〜ささっ！私先に行くからあとよろしく！」

玄関の下駄箱の上に置いた鏡を見ながら身だしなみを整える

いつもより早く玄関にいる私をみてデンジ君が少し寂しそうにいってらっしゃいを言いに来てくれた

デ「野郎じゃなくてAさんの首輪に繋がれてぇ…」

アキ「ダメに決まってんだろ」

「それじゃあいい子にアキ君の言う事聞くんだよ？そうねぇ…ちゃんとやれたら今夜はお姉さんと寝ようか！」

デ「まじ!!」アキ「……は？(昨日のこともう忘れてんな…)」

「約束ね！じゃ、いってきまーす♡」

*

今日は地下鉄に出た魔人の始末…事前資料に寄ればそこは飛び降りスポットみたいで飛び降りた人が居なくなってるそう

民間のデビルハンターと警察が調査した所、魔人の巣窟で地下鉄封鎖でライフライン最悪

「久々の肉体労働だ、準備運動になればいいけど」

地下鉄に続く階段の前には一般人が入り込まないよう予防線が貼られている

警「鳳凰さん、お疲れ様です」

「お疲れ様です。状況は？」

警「はい。魔人の数が数十人で今の所悪魔の姿は見えません」

「そう…あまり壊さないようにするからほんのちょっとの半壊は許してね？」ﾆｺｯ

警「は、はい…！お気をつけて…！///」

予防線をくぐって階段をゆっくりと降りる…にしても気になることが少しある

どうして魔人数十匹公安に依頼を出したのか、地下鉄なんてライフラインなら尚更

これくらい民間で力を合われば何とかなるんじゃないのか？

「もしかして居るのかなあ…悪魔」

*

警「……ん？おい、俺魔人ってが数十匹って伝えたか？」

警「え？先輩まじですか…？今日鳳凰さん1人じゃ…あれ…でも報告書でも悪魔がいるなんて…」

警「…まずいな。いくらあの人でも1人で魔人の大群と悪魔はきついぞ」