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ep.06 ページ6

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それからわたしは和くんによく懐くようになった。

和くんとは家が隣同士ということもわかった。



学校が終わったら、すぐに和くんに会いに行った。


和くんも多感な時期だっただろうに。

もっと友達と遊びたかっただろうに。


わたしの家庭環境を知ってからは、
わたしと出来る限り一緒にいてくれた。

本当の妹のように可愛がってくれた。



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中学生の頃、大好きなおばあちゃんが亡くなった。


そんなわたしの本当の兄のように、
いや、保護者のようになってくれたのは


他の誰でもない、和くんだった。




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作者名：えり | 作成日時：2017年9月19日 22時

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