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ep.25 ページ25
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今日も普通に、凜ちゃんと二人でお昼ご飯を
食べようとしていた。だけど。
「……なんであんたらがここにいるのよ」
「Aちゃんと一緒に食べたいんやもん♪」
なんだかすごく上機嫌な小瀧くんと、
今日も眠そうな藤井くん。
凜ちゃんはそんな二人と机を離そうとするんだけど、
小瀧くんがくっつけてくるから諦めた様子。
「これからは少しでもAちゃんと一緒にいたい。
だから、よろしくな」
ってふわりと笑う小瀧くん。
「わたしとAの邪魔しないで!」と吠える凜ちゃん。
置いてけぼりのわたしと流星くん。
そんな流星くんを見てみると、
流星くんもこっちを見ていた。
「(…………ねむい)」
「(……!!)」
なんか、なんだか。
目を見ただけなのに、流星くんの意思が伝わってきた。
「(流星くん、今日も眠いの?)」
「(おん)」
「(なんか、目見ただけで会話できちゃうね)」
「(おん)」
流星くんとわたしには目を見ただけで分かり合えちゃう
謎の友情が生まれるのであった。
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作者名：えり | 作成日時：2017年9月19日 22時
