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ep.14 ページ14
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「やっと、Aちゃんに近づけた。
これからよろしくな。」
って小瀧くんに言われながら握手される。
「よろしくしないで。早くどっか行って!」
ってこれまた敵意むき出しの凜ちゃん。
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その日の帰り道。
「もう!あいつだけはAに近づいてほしくなかった!」
「凜ちゃん、警戒しすぎだよ。
小瀧くん、そんなに悪い人には見えないし」
「あの胡散臭い笑顔に騙されちゃだめ。
これからあいつになんかされたら、私にすぐ言って」
まだぷりぷりと怒ってる凜ちゃん。
そんな凜ちゃんも可愛いけど。
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凜ちゃんと駅の前でばいばいして、
わたしはあるところへ向かう。
深みのある色の木のドアを開ける。
「A。学校おつかれ」
そう言って微笑んでくれる。
わたしの大好きな人。
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作者名：えり | 作成日時：2017年9月19日 22時
