(続き) ページ40
LANside
突然ないこさんから呼ばれてびっくりした
話ってなんだ……？
L｢あの……話って……｣
な｢永遠くんの事。……そっくりでしょ？ワトくんに｣
L｢……はい、皆驚いてました｣
な｢こっちも。初兎なんて泣きそうになってたらしいし｣
L｢……そうっすか｣
な｢あとね、ワトくんがオーディション受けるきっかけ……シクフォニらしいよ｣
L｢え？｣
ファンだって事は聞いたけど……俺らがきっかけ？
な｢シクフォニの動画とか見て、自分もこういう風になりたいって思ったんだって。それと……歌い手として活動するなら絶対ここがいいって、本能的に思ってたらしいよ｣
L｢……それって……｣
な｢運命……なのかもね。実際、彼がワトくんの生まれ変わりかは分からない。でも……あんなにそっくりなら信じたくなるよ。奇跡ってやつを｣
L｢そっか……運命……｣
俺は、普段奇跡を信じるようなガラではない
でも今回は別だ
〖らんらん！〗
〖シクフォニに入って良かったなぁ〜って〗
〖皆とまだ……〗
L｢そっ……かぁ……｣
俺は、涙が止まらなかった
ワトはずっと言っていた
《シクフォニに入れてよかった》
《これからも皆といたい》
それは、生まれ変わっても思ってくれてたのだろうか
シクフォニに入る事はもう出来ない
それでも……それでも
俺達といたいって、ずっと願ってくれていたのだろうか
俺達と同じ事を
〖一緒にいたい〗
そう、思ってくれていたのだろうか
答えは分からない
でも……ワトならきっと思ってたんじゃねぇかな
L｢……ワト……ありがとうな……ありがとうな……！！｣
あの時、俺らのライブに来てくれたの俺達はずっと覚えてたぞ
お前はまだ、ずっと
俺達が居なくなるまで
ずっとシクフォニの一員だからな
な｢……さ、早く戻らないと皆心配するよ？その前にとりあえず涙拭いて｣
L｢はい……すいません｣
な｢いいよいいよ。俺も同じ立場なら……絶対泣いてたから｣
L｢……じゃあ、戻ります｣
な｢うん。……しっかり仲深めてね｣
L｢はい。ありがとうございます｣
こ｢あ、LANくん帰ってきたー！｣
す｢今から俺ん家で永遠くんの親睦会やるんだけどさ、らんらんも行く〜？｣
L｢……たりめぇだろ！｣
もし、奇跡がこの世にあるのなら
魔法があるのなら
どうか、この他愛もない暖かい時間が永遠に続く魔法をかけてください
次は絶対に途中で終わらないような
そんな奇跡を
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ワト - 苺大福さん» 教えてくれてありがとうございます！私の意見を参考にしていただいつありがとうございます😊 (2月15日 11時) (
レス) id: 2e5d7514a6 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - ワトさん» ありがとうございます。現在アンケートの方でも回答を募っておりますので、よければご回答してみてもらえるとありがたいです！また、そちらのご意見、参考にさせて頂きます！ (2月10日 12時) (レス) id: da9a96deee (このIDを非表示/違反報告)
ワト - 私はワトくんは苺大福さんが考えているのと同じ意見で追加戦士でいいと思います。主人公はLANくんがいいと思います。立ち位置はキュアムーンライトみたいな感じで、昔闇プリみたいなやつに負けて妖精を失って、トラウマになってる感じです。詳しくは調べてみてください (2月10日 12時) (レス) id: 2e5d7514a6 (このIDを非表示/違反報告)
らな(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！私もプリキュア見てみたいけどifストーリーも見てみたいです (2月9日 13時) (レス) id: 4b8f5efb0b (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - プリキュアのお話見てみたいです！ (2月9日 11時) (レス) @page23 id: b0aff789b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺大福 | 作成日時：2024年1月26日 7時
