11、呪いの足音 ページ1
NOside
｢おい、そこの女｣
黒服の男が、歩く女性にそう声を掛けた
｢わ、私ですか？｣
｢お前以外に誰がいるんだ。目腐ってんのか？｣
｢……｣
男の口調はとても酷いものだった
粗暴すぎるその口調に女性は黙り込んでしまった
｢はぁ……まぁいいだろ。おい女、お前コイツ見てねぇか｣
男はそう言って写真を取り出した
｢……これ、男の子……？｣
｢あぁ。女みてぇにひょろっちぃだろ｣
｢……(もしかして……)｣
｢で？どうなんだ、心当たりあるんか？え？｣
｢……すみませんけど、わかんないですね……｣
｢チッ……またかよ。はぁ、もういいわ、どっか行け｣
｢は、はい……｣
そうして女性は黒服の男から遠ざかっていった
｢白髪の男の子……だったけど、なんか……どこかで見た事あった様な……｣
だが、女性は男性に嘘をついていた
女性は先ほどの写真の男の子に心当たりがあったのだ
だが黙っていた
それは何故か
｢……やっぱり、昨日守り代回収しに来てたあの人だよね……｣
それは、女性を助けてくれた恩人だったから
そう、女性の正体は《スニーフ》で働く女性店員だった
｢あの人達が噂の人だとしたら……なんであの人を探してるんだろ……｣
女性には、恩人があんな粗暴な男に探される様な人物には思えなかった
だからこそ、安全を守る為に女性はリスキーな行動に出たのだ
あの時助けてもらったお礼と言わんばかりに
｢と、とにかく……明日……リーミィさんに相談してみなくちゃ……｣
そう呟きながら女性は夜闇へ消えていった
🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶🎼
｢見つかったか？｣
｢いや、全く｣
｢あのガキ……どこ行きやがった……｣
｢やっぱこの街にいねぇのか……？｣
｢いや、それはねぇ。目撃情報もあんだ、いるに違いねぇ｣
｢……にしても、俺らから逃げるなんて馬鹿な事したもんだ｣
｢逃がすわけねぇだろ。……地獄のそこまで追いかけて、たぁぷり搾り取ってやらァ｣
｢たっく、いつ見ても生意気な目してやがるぜ｣
｢まぁもうすぐ出来なくなるだろうよwww｣
絶望の足音は、そこまで近づいていた
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ワト - 苺大福さん» 教えてくれてありがとうございます！私の意見を参考にしていただいつありがとうございます😊 (2月15日 11時) (
レス) id: 2e5d7514a6 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - ワトさん» ありがとうございます。現在アンケートの方でも回答を募っておりますので、よければご回答してみてもらえるとありがたいです！また、そちらのご意見、参考にさせて頂きます！ (2月10日 12時) (レス) id: da9a96deee (このIDを非表示/違反報告)
ワト - 私はワトくんは苺大福さんが考えているのと同じ意見で追加戦士でいいと思います。主人公はLANくんがいいと思います。立ち位置はキュアムーンライトみたいな感じで、昔闇プリみたいなやつに負けて妖精を失って、トラウマになってる感じです。詳しくは調べてみてください (2月10日 12時) (レス) id: 2e5d7514a6 (このIDを非表示/違反報告)
らな(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！私もプリキュア見てみたいけどifストーリーも見てみたいです (2月9日 13時) (レス) id: 4b8f5efb0b (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - プリキュアのお話見てみたいです！ (2月9日 11時) (レス) @page23 id: b0aff789b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福 | 作成日時：2024年1月26日 7時
