〇夢見た舞台 ページ8
とある青年の葬式から月日が経った
青年がいなくなった後、彼らが持ち直すのにはかなり時間がかかった
だが、今日はそんな彼らも背筋を伸ばしきちんとしなければいけない日だった
なぜなら……
《わぁぁぁぁぁぁ！！！》
彼らは、ドームライブを実行できたからだ
本当は、7人で立ちたかった
全員でライブをしたかった
それでも、彼らは6人で、舞台で歌い続けた
嬉しさと、楽しさと、悲しさと、悔しさと
全ての感情が入り交じっていた
L｢……っ！みんな！！最後まで、楽しんでくれてありがとうーー！！！｣
こ｢またぜーったいライブするから！絶対来てねー！！｣
そして、ライブは終わりを迎えた
そしてステージ裏へ行った
その時だった
暇｢……っ！！｣
い｢……なつ？どうし……｣
す｢何？何かあった？｣
暇｢あ、そこ……｣
み｢何があ……｣
こ｢あれ……間違いじゃない……よね？｣
L｢……な、んで……｣
一点を見つめる6人
その視線の先には……
L｢ワ……ト……？｣
ずっと、会いたかった青年が立っていた
彼らは、急いでそこへ向かった
幻かもしれない
それでも、走らずにはいられなかった
仲間が、見に来てくれた
自分達の晴れ舞台に、自分達はきちんと7人いた
ステージ上には6人だけだったが
それでも、信じたかった
自分達は、ドームに7人でいったのだと
こ｢……ワトくん！！｣
彼らがたどり着いた時
す｢…い、ない……？｣
彼は、もうその場にいなかった
それでも、彼が立っていたすぐそばの座席には……
暇｢……なぁ、これ……｣
み｢俺が……誕生日に、あげたやつ……！！｣
す｢こっちは……俺が……あげたやつだ｣
い｢それに……このぬいぐるみ……｣
こ｢こさめ達が……とったやつ……｣
彼と6人を繋ぐ思い出の品の数々があった
L｢……アイツ、本当にここにいたんだ……。ここで……見てくれてたんだ……ずっと、ずっと……｣
暇｢たっく……一言言えよ……｣
彼は、確かにここにいた
自分達を、見守ってくれていた
その事実が、彼らの欠けていた冷たい心を埋め、温めてくれた
もう、7人で活動できることは無いかもしれない
それでも、彼らは7人で居続ける
その居場所こそが、7人を繋ぐ何よりのものだから
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ぱわー！ - マフィアパロやばい！めちゃめちゃ面白いです！！大変かと思いますが、頑張ってください☺︎ (1月25日 8時) (
レス) @page49 id: 1e0b63faf5 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - ミキさん» リクエストありがとうございます。是非とも書かせていただきますね！ (1月10日 21時) (レス) id: da9a96deee (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - シクフォニメンバーとワトくんが喧嘩してるところが見たいです！作品の執筆頑張って下さい！ (1月10日 16時) (レス) id: a33cbe0593 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 苺大福さん» 大丈夫ですよ！楽しみにしてます！ (12月25日 12時) (レス) id: a33cbe0593 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - りなさん» リクエストありがとうございます！マフィア……妄想が捗りますね……！ (12月16日 14時) (レス) id: da9a96deee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福 | 作成日時：2023年7月19日 17時
