9、あの日のキオク ページ49
ないこside
な｢西端かぁ……｣
初｢ないちゃんさっきもそれ言うとったやん。あの街がどないしたん？｣
な｢いや……ワトくんを見つけた場所も、西端よりの場所だったなぁって……｣
初｢そういえば、うちのグループで出身地分かってへんのワトくんだけだったよな｣
な｢うん。ワトくん自身も忘れてるみたいでね｣
ら｢ワト！忘れん坊！｣
初｢こら、ワトくん会わせへんぞ？｣
ら｢それは嫌ヤ！！｣
あの時、ワトくんを見つけたのは西端寄りの森
色々な所に怪我を負い、今にも命の火が消えてしまいそうなワトくんを見て、初めて焦ったっけな
その後本部に連れ帰ってアニキ達に説明しろって怒られたのも1年前か……
初｢でも、最初ワトくんホンマにボロボロやったよな……。見ててすごい辛かったわ｣
な｢あの時、アニキが率先して手当とかしてくれたから助かったよね〜｣
悠｢あんな死にそうな怪我したヤツ放っておく程腐ってへんわ｣
な｢わぁ！アニキいつの間に！？｣
悠｢ついさっきや｣
初｢そいえば、ゆうくん……ワトくんの怪我見て偉い顔顰めとったけど……｣
悠｢それは……また機会がきたら話すわ｣
な｢……西端寄りの森……ボロボロのワトくん……まさか……ね｣
悠｢ないこ？｣
初｢どしたん？ブツブツ言って｣
な｢ん？ちょっと考え事してただけ｣
初｢あ、そう？｣
その後は見回りをしに出初兎ちゃんとアニキを部屋から見送った
その後俺は、ワトくんについて考えてた
西端寄り……そういえばあの森のすぐ側はソコナ街だっただけな
俺の予想が正しければ……
な｢でも、これは俺が暴いていいものじゃない……｣
これは、ワトくんが抱えている問題
俺がどうこうできるものではない
な｢とにかく……らんらん達に任せよう。ワトくんの事｣
らんらん達ならきっと、何があってもワトくんを守ってくれるはず
まぁ、俺達も力貸すけどね
な｢念の為、西の方にも伝える必要があるかな。Coe.くん呼んでおかないと｣
俺は《スタポラ》の支部に連絡し、Coe.くんに来るよう指示をした
Coe.くんが来るまでの間に、俺はやる事をやろう
ボスとして、皆のリーダーとして
な｢……とにかく、ソコナ街について調べる必要がありそうだな……｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぱわー！ - マフィアパロやばい！めちゃめちゃ面白いです！！大変かと思いますが、頑張ってください☺︎ (1月25日 8時) (
レス) @page49 id: 1e0b63faf5 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - ミキさん» リクエストありがとうございます。是非とも書かせていただきますね！ (1月10日 21時) (レス) id: da9a96deee (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - シクフォニメンバーとワトくんが喧嘩してるところが見たいです！作品の執筆頑張って下さい！ (1月10日 16時) (レス) id: a33cbe0593 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 苺大福さん» 大丈夫ですよ！楽しみにしてます！ (12月25日 12時) (レス) id: a33cbe0593 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - りなさん» リクエストありがとうございます！マフィア……妄想が捗りますね……！ (12月16日 14時) (レス) id: da9a96deee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺大福 | 作成日時：2023年7月19日 17時
