🎼👑 暖かくて優しい時間 ページ34
『はぁ……』
今、俺はとても落ち込んでいる
なぜなら……
『熱……出しちゃった……』
俺が体調を崩してしまい、学校を休んでしまったから
お兄ちゃん達も心配してくれて……すごく申し訳なかった
でも皆学校とかあるわけだから、それには行ってもらった
俺のせいで休む……なんてのは少し嫌だったから
身体は熱くて、でもどこか寒くて、頭も痛いししんどい
そんな身体のバグに俺が耐え切れるはずも無く、俺は眠りについた
『……んぅ……』
額に感じた冷たさで俺は目を覚ました
寝ぼけ眼で見る映像はぼやけてて、ハッキリ見えない
時間が経つにつれて視界がハッキリしていく
そこにいたのは……
み｢あ、ワトくん起こしちゃった？ごめんね｣
『みこ……にい？』
み｢体調どう？大丈夫そう？｣
『みこにぃ……学校は？』
み｢今日俺午前で終わりやったから。俺の心配より自分の心配して？良くなってきた？｣
『……まだ、あたま……いたい』
み｢そっか……しんどいよね……｣
みこ兄が俺の頭を撫でてくれた
その手は優しくて、すごく落ち着く
その心地良さに俺は目を細めた
み｢今日のワトくん甘えたさんやね……｣
『あ……ごめん……』
み｢あ、全然ええのに……。俺お水とかゼリー買ってきたから、食べれる時食べてね。あと、さっきすちくんから早く帰れるって連絡来たから！｣
『……ほんとにごめんね』
みこ兄もすち兄もやりたいことあったかもしれないのに
なんだかすごく申し訳ない
み｢謝らんでえぇよ？ワトくんいっつも頑張ってるんだから、今日くらい何も気にせんで休んで？｣
『……うん』
み｢ワトくん、なんかしてほしいことある？なんでもええよ！｣
『……なんでも？』
み｢うん。なんかある？｣
『……手、握っててくれる？寝るまででいいから』
それは、ポロッと出ちゃった言葉
熱だから……許されるかな
み｢全然ええよ！早く良くなってね｣
みこ兄の手は冷たくて、俺よりちょっと大きかった
反対側の手で頭撫でてくれるから、俺はその心地良さから眠りについた
み｢あ、寝たかな。……良い夢見て良くなってな｣
す｢ただいま〜、ワトちゃん大丈夫？｣
み｢あ、さっき寝たばっかりだから！｣
す｢あ、ごめんごめん……。……ふふっ、手繋いでるの？｣
み｢ワトくんから頼まれたから｣
す｢みことちゃんもいいお兄ちゃんだねぇ｣
み｢でしょ！｣
俺が目を覚ました時、隣でみこ兄が手を握ったまま寝てたのはまた別のお話
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ぱわー！ - マフィアパロやばい！めちゃめちゃ面白いです！！大変かと思いますが、頑張ってください☺︎ (1月25日 8時) (
レス) @page49 id: 1e0b63faf5 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - ミキさん» リクエストありがとうございます。是非とも書かせていただきますね！ (1月10日 21時) (レス) id: da9a96deee (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - シクフォニメンバーとワトくんが喧嘩してるところが見たいです！作品の執筆頑張って下さい！ (1月10日 16時) (レス) id: a33cbe0593 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 苺大福さん» 大丈夫ですよ！楽しみにしてます！ (12月25日 12時) (レス) id: a33cbe0593 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - りなさん» リクエストありがとうございます！マフィア……妄想が捗りますね……！ (12月16日 14時) (レス) id: da9a96deee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福 | 作成日時：2023年7月19日 17時
