8、立ち止まりとヒカリと、それから夢 ページ10
｢相変わらず、すごいショーだったな｣
｢ね！特におじいさんの演技とか、本物みたいでビックリしちゃった！｣
｢ストーリーも面白かったし、また見に行きたいね！｣
司｢無事、成功したな｣
寧｢うん……。よかった｣
え｢司くんも、夏くんも！演技スーパーわんだほいだったよ！！｣
夏｢んだそれ……｣
類｢でも、今日のは練習よりも素晴らしかったよ。特に最後の夏くんのエールを送るシーンは、感情がこもっていえ、より惹き込まれたよ｣
え｢次のショーも楽しみだね！！｣
司｢そうだな。次は来週あたりに……｣
夏｢……｣
〖夏｢……これ、来週あるのか。……やってみるか｣〗
夏｢……悪ぃ。俺、来週予定あんだわ｣
類｢おや、珍しいね｣
夏｢うるせぇよ……｣
寧｢予定って……委員会とか……って、アンタ所属してなかったっけ……｣
え｢もしかして、お出かけ？｣
夏｢……ワークショップ｣
寧｢え？｣
夏｢……俺も、夢の候補見つかったからな。お前らの後ろで止まってる訳にもいかねぇんだわ｣
司｢どんなワークショップなんだ！？｣
夏｢……声優だよ。声優ワークショップ｣
寧｢声優……｣
夏｢……誘われたんだよ。自分達のやる会社でやってみねぇかってな｣
司｢そ、それはすごいじゃないか！！会社に所属なんて、滅多にないぞ！！｣
寧｢まぁ、アンタの力なら納得だけど……｣
夏｢まだやるかは決めてねぇ。でも……折角誘ってもらったんだ。少しでも知っときたいんだよ｣
え｢そっか……夏くんもなんだね……｣
類｢それじゃあ、練習はもう少し後にしようか｣
司｢そうだな！｣
夏｢(俺にも、こんな日が来るとはな。これで、マジでバラバラになっちまうんだな……俺ら)｣
夏｢(でも……それなら)｣
夏｢最後まで、楽しんでやるか｣
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莉音(プロフ) - シクフォニとプロセカだと...これはとても素晴らしい小説ですね！！ (7月4日 18時) (
レス) id: 7c59c05b7d (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - 素晴らしく最高なものを見つけてしまいました(感動の涙を滝のように流しております)!! めっちゃ応援してます! (6月21日 12時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福 | 作成日時：2023年5月23日 8時
