風を運ぶ君【風丸一郎太】 (ページ2)

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２話「勧誘」ページ2

A(ふぅ、校門をくぐるだけでも謎に緊張しちゃった…あ、サッカーグラウンドだ、練習してる。
　あ！雷門イレブンのキャプテン円堂守くん！あれは炎のストライカー豪炎寺修也くん！！！
　すごいすごい！本物だ！)

心の中で興奮していると部員のカットした流れ弾がきた…

円堂「おーい！ごめん！ボールとってくれないか！？」

A(久しぶりのボール…よし！)

私はボールを足で蹴り返して円堂くんにパスした

円堂「！」
A(…久しぶりにボール蹴ったけどそれだけでもやっぱり楽しい…！)

そんなことを考えていると円堂くんが走ってきた

円堂「なぁ、おまえ名前は？」
A「私？私は春咲A…」
円堂「春咲か…おまえ良いボール蹴るな！サッカー好きなのか？」
A「…うん、サッカー大好きだよ！」
円堂「ならサッカー部入らないか！？」
A「ぅえ？！サッカー部？ご、ごめんなさい、それはちょっと…」
円堂「サッカー好きなんだろ？何が問題なんだ！」
風丸「おい、円堂、なにしつこく勧誘してるんだ、困ってるだろ」

！疾風ディフェンダーの風丸くん！！

風丸「すまない、円堂サッカーのことになるととまらなくてな…」
A「ううん！大丈夫、ありがとう、じゃあ私転入の手続きがあるから、、、円堂君もごめんね」

サッカー部…もちろん嫌なわけではない。
ただこの身体のことを思うとなかなか踏ん切りが付かないでいる。

A(クヨクヨしてても仕方ないよね、手続きに行こう)

～職員室～

担任「はい、これで書類は揃ったね、春咲さんは３－２組になるよ、さぁ行こうか」
A「はい！」

新しいクラス…友達できるといいな！