幼馴染の彼 (ページ9)

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８. ページ9

LE姉2「それはAちゃんのこと好きなのね」

「違いますって」

LE姉2「きっと久しぶりに会って可愛くなってて、さらには告白されてるって知って焦ったのよ」

「うーん…」

LE姉2「何を悩んでるの？Aちゃんもテグナのこと好きだったでしょ？」

「好きですけど…違うというか…」

LE姉2「違うって？」

「小さい時からかっこいいなって思って憧れてたし、歌手になってさらにかっこよくなったし、憧れてるのは変わらないんですけど、オッパと付き合うとかありえなさすぎて考えてなかったというか…」

LE姉2「テグンが付き合ってって言ったらどうするの？」

「…うまくいかないと思います。オッパは忙しいし」

LE姉2「Aちゃん…」

「オッパのことは、テレビとかで見るだけでいいんです！」

LE姉2「私は二人のこと応援したいな」

「いいんです。きっと…ツラいだけだから…」

はぁ、オッパから本当に告白されたわけじゃないのに、付き合ったことを考えて勝手に悲しくなってる。

泣きそう。

LE姉2「一度テグンの本当の気持ち聞いてからまた考えてみたら？」

「でも…」

LE姉2「二人のことなんだから、二人で考えないと」

確かに…お姉さんの言う通りだ。