10話 改めて ページ14
個性把握テストが終わった今、自己紹介の時間を与えられなかった生徒達が教室内でぎゃあぎゃあと騒いでいる。
昔の事もあってか未だに集団の場所には入れず思わず避けて通ってしまう、ダメだな私……、ここで仲良くしておかないと後々辛くなるのは自分じゃないか……。
そう思っていても中々輪には入っていけず、その集団を避けて席につこうとした。
が、それはポンッと肩に置かれた手によってできなかった。
切「お前とはまだ話してねえだろ!!俺は切島鋭児郎、こっちは上鳴電気!!」
上「宜しくね〜!!」
麗「お!!地味めの人のお友達……だよね?私麗日お茶子!宜しくね!!」
次々と自己紹介をしてくるクラスの子たち、今までこんな事無くて混乱している私に、切島と言う赤髪の奴がお前は?と聞いてきた。
主「風吹…………A…………」
切「風吹か!!宜しくな!」
上「名前に風入ってるって事はやっぱ個性風系なん？」
主「うん…、弱いけどね……。」
切「弱かねえよ!!相手に触れずに攻撃できるって結構すげえぜ?」
主「えっ!!そ、……そうかな……」
褒められたのは初めてで、それがどうしようも無く嬉しくて少し照れてしまう。
全(か、可愛い……！！！！！！)
Aの可愛さを表すなら、クラスでたま〜にいる、男の子なんだけどめっちゃ可愛い子って感じ。
その笑顔を見た勝己と不在中の緑谷を抜いた全員がそう思った。
続く (更新停止中)
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ひら(プロフ) - うたさん» ありがとうございます！頑張ります！！！^^* (2017年5月10日 2時) (
レス) id: 5a78b14b2d (このIDを非表示/違反報告)
うた - 出久かっけー 更新頑張って下さい！！ (2017年5月8日 22時) (レス) id: c35e94189d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひら | 作成日時：2017年3月20日 11時
