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歩き初めて数分後、学校の部分が見えてきたところで、何故か黄色い声も聞こえて来た気がする。








嫌な予感しかしない....。








『あの、折原君。私裏門から入っていっても良いですかね?』





「何でです?」





『いや、ちょっと、嫌な予感しかしなくて...』








私が正直にそう言うと、折原君はニヤリと不敵な笑みを浮かべた。








いや、折原君だけじゃない。





坂田君や志麻君も。あとは、少しだけだけど浦田君も....?









「そんなの、





見せつけるに決まっとるやろ」









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そう言った志麻君は、私の手首を掴み、上にあげ、そして唇が触れるだけのキスをした。





それを見てキャーッと云う耳に木霊するような声を上げる女の子達。





対して私は放心状態。








そんな私を見てか、志麻君は満足気な笑みを浮かばせた。









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本当に.....本当に......








『なんなんだ.....この人達は.....』








その小さな呟きは、女の子達の盛大な黄色い声で、誰にも拾われることなど無かった。









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「チッ...志麻君達は私のモノなのに.....」









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____そして陰に成りを潜める人間の声など、誰にも届きはしなかった。






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椿 - 話の途中途中に出てくる作者の呟きに爆笑してしまいますw 坂田さんと同じくらい場の空気を壊していきますねw 面白いです (2019年5月8日 22時) (レス) id: d718df07c2 (このIDを非表示/違反報告)
なみ?(プロフ) - 華麗にフラグ回収!(69)(初コメがこんなのですいません) (2019年4月18日 7時) (レス) id: 5e2762a910 (このIDを非表示/違反報告)
朔平 - さき子さん» ヒロアカ良いっすよね〜(自己解釈)← (2019年2月10日 23時) (レス) id: 317b863832 (このIDを非表示/違反報告)
朔平 - ゆた@ラさん» 俺の場合、貴方と同じ馴れ馴れしい言葉をその人に掛けて良いのか分からなくて結局掛けずにそ〜っと見守ってたりしてます。でも作品を執筆する立場に立った今、少なくとも作者さんは応援されて嬉しいと思います。俺も実際嬉しいです。応援感謝致します! (2019年2月10日 23時) (レス) id: 317b863832 (このIDを非表示/違反報告)
さき子(プロフ) - はうっ!ヒロアカァッ (2018年9月18日 23時) (レス) id: c3e28606dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔平 | 作成日時:2018年8月18日 14時

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