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樹のお弁当を食べ終えコーヒーを飲みながら昔話に華を咲かせていると保育園から電話が入る
大我くんを庇って慎太郎が怪我したらしいから迎えに来てほしいって
慌てて樹と行けば腕に膝にデッカい絆創膏を貼った慎太郎と、慎太郎の横で本人より泣いてる大我くんがいた
濱田「すみません、他の子が大我くんの服に嫉妬して喧嘩みたいになって、それを庇った慎太郎くんが突き飛ばされ怪我を....本当に申し訳ございません」
優吾「いえいえ、先生が謝る必要なんてないですよ、あの相手の親御さんは」
濱田「共働きですぐには来れないらしく後日ご挨拶に伺うと」
優吾「そうですか.....」
大我「しん、ｸﾞｽｯ」
慎太郎「たーがしんだいじょーぶだよ？」
大我「でも、おひざが..、っ」
樹「大我おいで、慎太郎くん大我の事助けてけれたんでしょ？こう言うときはありがとうって言わないと」
大我「ｽﾞｽﾞｯ....ん、しん、ありがと」
慎太郎「ふへ、どーいたしまして！」
優吾「慎太郎帰ろうか」
怪我した割には元気な慎太郎
多分大我くんの前だから我慢してるだけだろう
案の定家に帰れば安心したかのように泣き出してしまう
慎太郎「ままぁ....だっこ、っ」
優吾「うん、抱っこしてるよ」
慎太郎「ふぇ、しん、いたがった"、！」
優吾「うん、でも大我くん守ってあげたんだね、凄いよ」
「すごいすごい、慎太郎は大我くんのヒーローだよ」そう褒めながら揺れていると疲れたのか寝ちゃった
嫉妬したからって関係ない慎太郎まで巻き込んで怪我させるなんて許せないって思ってたけど
共働きって言葉を聞いて複雑な気分になる
きっとその子は思う存分甘えられる事もできないのに、服を作ってくれるママがいる大我くんが羨ましかったんだな
その夜その子の親御さんが謝りに来てくれたけど疲れた顔をしていてた
子育てに正解はない
ジェシーと出会えたのは奇跡で、俺はただ運が良かっだけ
他の家は共働きもあれば、大家族のところもある
子供の事を疎かにしたくないはずなのにそうなってしまう環境にいる人達に対して俺は何て声をかけてあげれば良かったのだろう
ただ分かるのはみんな一生懸命だって事
今回の事は特に何もせず穏便に済ませた
それが最善の選択だったと信じて
数日後、樹が園内バザーを開いて今まで作った服を売ってて流石だなあって思ったのは内緒
あいつすぐ調子乗るから笑
__END__
保育園の先生__ジャニーズwest
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みあ - もちさん» こちらこそ、いいお話と出会わせてくださってありがとうございます！主様のペースで大丈夫ですからね(*^^*)いつまででも待ってますので！笑 (10月16日 23時) (
レス) @page21 id: 60eb782e10 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - みあさん» コメントありがとうございます！アイディアが浮かばなく亀更新になってますが、待っていてくれている方がいるだけで頑張れます！ありがとうございます🙇♀️ (10月15日 13時) (レス) id: 6944e8c542 (このIDを非表示/違反報告)
みあ - このお話、すごく心がほっこりします😊これからも読ませていただきます！大変だとは思いますが、更新頑張ってください。応援しています！ (10月15日 2時) (レス) @page38 id: 60eb782e10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小豆 | 作成日時：2023年1月10日 20時
