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Innocent Daemon3 ページ7

アルテミス「お前何か勘違いしてねえか?」


刻丸「は?」


アルテミス「俺は北欧で魔法が発見される前から存在する狩猟民族パルテノン家の当主だ。それに……仲間にこんな能力を持った奴がいてな…………ずっと特訓してきたんだよ。目が見えない場所で相手の気配を探知するってのをな!!」バッ


刻丸「なッ!こっちを……」バッ


バシュッ


アルテミス「どこ射ってんだ?ここだろ」バッ


ドシュゥゥゥッ


刻丸「ガ!!アアアアッゥッッッ!!」


ボタタタタ


アルテミス「アキレス腱を打ち抜いた。戦闘不能だ」


ゾゾゾゾゾゾッ


アルテミス「ッ!?」バッ


刻丸「誰が戦闘不能だ……!!よく見ろ、そして目によく焼き付けろ!!これが俺たち鴉の精霊の真骨頂だ!!」


バサアアアアァァァァァッ


「ガアァァアアアアア!!!」


アルテミス「さっきの椰子とかいう奴のカラス……いや、何か違う……ッ!!」バッ


ギチチチチチチチッ


ビュンッ


刻丸「鴉黒風!」バッ


ビュウウオオオオォォォォォォォッ


アルテミス「矢を……」


刻丸「……これが俺の、いや俺たちの真の能力…………黒衣の悪魔・コルネイユ。これが俺の精霊の最終形態だ!!」


アルテミス「何だそりゃ……」


刻丸「これも全国で暴れている奴ら全員が使えるぜ?……まあ椰子はまだまだだけどな」グッ


バサアアアアアアァァァァアッァァァァァァッ


アルテミス「クッ!」ギチチッ


ビュッ


刻丸「無駄なことを」


バシィッ


刻丸「殺しはしねえよ……やれ!!コルネイユ!!」バッ


「ガアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァッ!!!!!」


アルテミス「反則じゃねえか……魔法じゃねえよ」


ドゴオオオォォォォォォォォォォォォォッ


エレン「アルテミス!!」


刻丸「勝負あり……だな」


紅橋「最後は……俺か」スッ


ハイル「私が相手だよ」スッ


ザッ


紅橋「チッ……女が相手かよ」


ハイル「不満げだね?」


紅橋「手加減なんてできねえぞ?」バッ


ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾッ


「ゴギャァァァァァァァァァアアアアアアッ!!!」

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作者名: | 作成日時:2017年4月16日 19時

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