検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:9,626 hit

Negligence Silver 1 ページ19

朝陽「さァ……やろうか……」スッ


海斗「ああ……いいだろう」スッ


バッ


朱虎「まあまあ落ち着け。ここはゲームでもしようや」


碧人「はあ?」


朱虎「ルールは簡単。相手陣地にあるこの旗を取った方が勝ちってのはどうだ?」スッ


羽風「どこからその旗を……」


朱虎「まあまあいいじゃねえか。で、どうなんだ?」


愛水「待って、陣地ってのは?」


朱虎「ああ、そうだった。彪雅」


ザッ


彪雅「うっす」バッ


ズモモモモモオオッ


「ゴオオオオオオオォォッ!!!」


火憐「なッ……」


海斗「何だコイツは……」

ババッ


ドンッ


彪雅「虎岩迷宮!!」


「グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」ブンッ


ドドドドドドドドドドドドドドドドッ


碧人「岩……ッ!!」


ガゴゴゴゴゴゴゴッ


シュウウゥゥッ


彪雅「岩窟虎・ティグレ。これが俺の精霊喚起だ。で、今作ったのはまだ区切りを作っていない岩の迷路だ」


朱虎「で、今から区切りを作る。それは俺たちにもどう区切られるかは分からん。だが一か所だけ開いた場所ができるはずだ。そこが各自の陣地となる。そこに旗を立て誰かが旗を守るもよし、全員で守るもよしだ。で、魔法の使用は自由だ。ルールはこんなもんか」


海斗「……舐めているのか?3対5だぞ?」


愛水「同じ人数じゃないのに負けるわけ……」


朝陽「驕るなよ、糞餓鬼。3対5で負けるわけがない、だと?これでも私たちとお前たちでは差がありすぎる」


彪雅「落ち着いて下さい!」


朱虎「朝陽、落ち着け。どうだ?やるか?」


碧人「……ああ、分かった」


羽風「分かった」


朱虎「じゃあ彪雅、頼んだ」


彪雅「うっす!ティグレ!!」バッ


トンッ


ドドドドドドドドドドドドドドドッ


朝陽「……クソ餓鬼どもが……ぶち殺してやる……!」


羽風「ひっ!」


シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ




羽風「怖い……あの人怖い……」


火憐「どうする?」


愛水「……旗の周りに何人置くか……」


碧人「そうだな……僕はここに残ろう」


火憐「じゃあ私も!」


愛水「じゃあ……私も……」


ドゴオォオォォォオォォォォォォォォッ


海斗「なッ……」


碧人「こいつッ……!!」


バッ


朱虎「よォ……開幕だ!!」

Negligence Silver 2→←疾風迅雷6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年4月16日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。