Gang of Magic〜魔法科高校の劣等生〜

月光ノ刃４ ページ16

ｻﾞｯｻﾞｯ


夜読「月読ノ書」


ﾎﾞｳｯ


ｼﾞｼﾞ……


夜読「そっちか」


ｶﾞｷﾞｨｨｯ


夜読「それも読めてる。双璧破撃、だろ？」


兵頭「何でそれを……」


夜読「情報を教えてくれた奴がいるんだよ。お前たちの使う魔法とかを教えてくれるな」


兵頭「誰だ……そいつは……」ｷﾞﾁｨｯ


夜読「糸が邪魔だろ？もう終わらせやるよ」ﾊﾞｯ


「ゴアアアッ！！」ﾌﾞﾝｯ


ｶﾞｷﾞｨｨｯ


兵頭「これを使うのは今日が初めてだから分かんねえだろ？三重破撃。もう一つ壁を出したんだ」


夜読「なッ……だが……！」ﾊﾞｯ


兵頭「させるか！！無限障壁」


ｶﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｯ


「ガ……ァッッ！！」


夜読「動…………けェェェ！！！」


兵頭「無駄だ。絶対に動けん」


夜読「糞……それも……初めての……」


兵頭「俺たちは将輝に比べたら凡百の魔法師かもしれない。だが、それでも、それなりにやるべきことはするさ！」ﾊﾞｯ


ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ


兵頭「破撃穿！！」ﾊﾞｯ


ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ


夜読「ガッハ……ァ」


ﾄﾞｻｧｧｯ






ﾄﾞｸﾝｯ


彩風「グゥ……ッツ！！」


一条「何だ……？」ﾋﾟﾋﾟｯ


ｳｵｵｵｫｫﾝ




夜読「彩……風ェ…………すまん……抑えれ……なか……った」




ﾋﾞｷｷｷｷｷｨｨｨ


ﾋﾞｭｳｳｵｵｵｵｫｫｫｫｫｫｫｯ


一条「コイツッッ！！！」ﾊﾞｯ


ｻﾞｻﾞｧ


彩風「アアアアアァアアッハアア！」


ｺﾞｷﾞｨｨ


彩風「待ってたァァっぇええ！！！」


『《強堅練磨》とは月光ノ刃を指す異名である。彩風 咲夜。彼の異名、それは________』


彩風「来い……」ﾊﾞｯ


ｿﾞｿﾞｿﾞｿﾞｿﾞｿﾞ


一条「二体目……ッ！！」


「オオオオォォオオオオッ！！！」


彩風「雷迅の風牙・ヴィオレント！！！」


『疾風迅雷』

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