魔法闘技 魔法科高校の劣等生

開催５ ページ6

放課後


地下練習場


A「広っ！」


達也「Aはここに来るのは初めてか？」


A「まあそうだね。みんなは？」


レオ「俺も初めてだ」


幹比古「僕も」


達也「おそらく俺と深雪だけじゃないか？ここに入ったのは」


エリカ「なんで入ったの？」


深雪「お兄様が風紀委員会加入の際、服部先輩と勝負したからよ」


エリカ「あー。あの時ね」


レオ「幹比古!さっそくやろうぜ！」


幹比古「レオとか・・・いいよ」


達也「みんな下がろう」ｽｯ


レオ「早速行くぜ！パンツァー！！」ﾌﾞｩﾝ


A「音声入力式のＣＡＤ？」


エリカ「今どき？って感じよね」


レオ「うおおおおッ！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


幹比古「・・・」ﾋｭ


ﾓﾜﾓﾜﾓﾜ…


レオ「なっ・・・！」


達也「霧か・・・」


ほのか「どこにいるんでしょうか・・・」


幹比古「次は・・・ハァ！」ﾋｭ


ﾋﾞｭｳｳｳﾝ


レオ「うお！盾《シルト》！」ｷﾞｨﾝ


雫「防いだ・・・！」


深雪「いえ・・・負けです」


幹比古「フッ」ﾋｭ


ﾊﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ…


レオ「雷・・・！」


ﾋﾞｶﾞｯ


レオ「うがっ！」ｽﾞｻﾞｻﾞｯ


達也「そこまでだ」


幹比古「ふう・・・大丈夫？レオ」


レオ「イテテ・・・やるじゃねえか」


達也「最後の技は雷童子か」


幹比古「ああそうだよ。風扇で決めれるかと思ったんだけど…レオが堪えたからね」


レオ「盾《シルト》をもっと早く起動してたら勝てたかもなぁ」


エリカ「でもそうだとしても幹の精霊には勝てなかったわよ。あの時も後ろに、乱れ髪の精霊がいたわよ。ねえ？幹」


幹比古「うん。レオが風扇を防いでも乱れ髪で動きを止めて落ち着いて倒すつもりだったんだ」


レオ「マジか・・・」


ほのか「す、すごくレベルが高いですね」

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