魔法闘技 魔法科高校の劣等生

第一競技3 ページ21

達也「レオは壁と地面全体を硬化魔法で固定させてある。十九浦はそれに対抗してもっとサイオンを消費させる。それでもう詰みだ」


雫「疲労の差？」


達也「ああ。百家本流といってもまだ高校生だ。使えるサイオン量は限られている。だが、レオは単発で硬化魔法をかけてるだけだ。要は・・・」


深雪「魔法師としての優劣がはっきりしている・・・ということですか？」


幹比古「意外とレオもすごいね・・・」


エリカ「バカなのにね」


ほのか「！相手の様子が・・・」


十九浦「ハァ・・・クソが・・・」


レオ「なあ、もうやめとけよ。体調崩すぞ」


十九浦「黙れ・・・俺はまだ・・・」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ


ｳｫｫｫｫｫﾝｯ


レオ「力比べか・・・いいぜ！やってやらあ！アクセレーション！」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ


ｳｵｵｵｵｵｫｫｫﾝ


エリカ「移動加速魔法！あんな魔法式アイツ入れてたっけ？」


達也「俺が入れておいた。こういう局面になるだろうと思ったからな」


雫「物体の移動を加速させる単純な魔法・・・」


達也「ああ。だがレオなら・・・」


レオ「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉ！！！」


十九浦「グッ・・・クソがあああぁぁぁぁ！！」


ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ…


十九浦「な・・・！」


レオ「俺の勝ちだ」


ﾋﾟﾋﾟｲｲｲｲｨｨｨ！！


A「勝者第一高校、西城レオンハルトォー！！！」


レオ「おっしゃあッ！！！」


ﾜｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ！

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