【オリジナル】EREMENT７ (ページ28)

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第２６９話　追え！ページ28

タブ「クスッ…これで…世界を私の物に…！」

あ「くっ…(速い！こうなれば…！)」

弓に刃のエレメントをつけて矢を放つと
空を飛んでいるタブの横で矢がはじけて
刃の破片が飛び散った
地面にも降り注がれるが、守のエレメントで、防御した

タブ「！無駄！」

あ「！(クロウの黒い風と同じ！)ったぁ！」

タブ「クスス…先に失礼するよ」

タブは通ってきたゲートの中へと入って行った
すかさず、自分もゲートを通る
酔うとかの問題じゃない、酔ってる場合ではないのだから

あ「っと…！あっ、杏ちゃん！」

杏「今のは何？強い力だったけど…」

あ「あれが真の敵なんだよ！」

杏「！あいつはこの４つの大地の中心に向かったわ」

あ「分かった！ …クロウ達にもお願いね」

杏「待ちなさい！これを！」

あ「…エレメント？」

杏「相手は空を飛んでるのよ？
ミルカーナの力を使わないためよ」

あ「翼のエレメント…ありがたく使うよ！」

足と背中に羽を生やして空に飛びあがると
中心へと飛んだ

杏「はや…私でも使いこなすためには苦労したんだけどなぁ…
流石A…」

時雨「Aは？」

杏「中心に行ったわ」

呉羽「…これで揃いました…」

杏「！瞬…揃ったのね」

琥珀「それとどっさりまた持ってたの！」

杏「地と守…風まで…
彼らいくつ溜め込んでいたのかしら…」

クロウ「先に行ったのか…！一人で行きやがって！」

クロウも浮き上がり、空へと消えて行った
残された時雨たちも急ごうと行こうとした時
目の前に捕らえたはずのサファイヤの姿が

呉羽「！あなた…！トパーズに…！」

サファイヤ「んなの逃げてきたに決まってるじゃないっすか…」

時雨「どけ、こいつは俺の獲物だ」

サファ「今度は容赦しないっすよ…」

？「っまちなさい！」

サファ「！またこれっすか…！トパーズ！」

琥珀「トパーズ！」

トパーズ「あなたは…私が！」

サファ「っ！うざいっすよ！」

トパ「キャ！」

琥珀「トパーズ！大丈夫！？」

時雨「よし、決着がついたぞ
俺はもう切ったぞ？」

サファ「はぁ…？」

時雨「気を取られていたんでね…」

サファ「なっなんで…」ﾊﾞﾀｯ

時雨「悪いな、急いでるんだ…
ウンディーネ行くぞ」

ウン「はい！」