【オリジナル】EREMENT７ (ページ12)

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第５章　第２５３話　知らない場所ページ12

あ「……？あれ…？どこ…ここ…？」

私はベッドで寝ていたはずなんだけど
これは夢…？
…痛い

あ「…んじゃ、夢じゃないの…？
ますますわからない…なんで？
…白い床…周りには緑があったり…
崩れた建物もある…」

ここがどこなのか全くわからないのに
歩き回ることにした
じっとしていられるたちではないもんでね

あ「…にしても、まるで人が住んでいた町みたい…
なんかで滅んじゃったのかな…？」

あきらかに人口で壊されたように見えるが
人…がやったような跡ではないものも多く見られる
何かが刺さったような跡も少なくはない

あ「…上に行ってみようか…
周りの景色さえ見られれば、戻れるかもしれないし！」

そんな希望を抱きながら上へと昇っていくと
ある一つの部屋を見つけた

あ「…誰かが住んでいたような部屋だけど…
あっ、本がある…
こんな山のような本…星や宇宙関係の本ばかり…
でも、そういう詳細な星の情報じゃなくて…
占いのほうみたい…」

しばらく、本を見ていると暗くなったことに気付いて
外へと出ると星が輝き、夜の象徴の月が神々しく輝いていた
そんな時間まで長く読んでいた覚えはないんだが…

あ「不思議な所…
マトリアでこんなにきれいな星は見えれなかったのに…
でも、アルファルも綺麗だったなぁ…
ちょうどこんな感じの星だったし！」

？「…！？」

あ「え……？人…？」

この時私は知らなかった
敵である向こう側で起きた大きな事件のことを…