【オリジナル】EREMENT７ (ページ2)

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第２４３話　VSルビーページ2

クロウ「おいほどほどにしとけよ」

あ「分かってる」

ルビー「…お前がクロウか…
こちら側の人間じゃなかったのか？」

クロウ「はっ…誰が向こう側の人間だ
俺はお前らの敵だ」

ルビー「そうかよ…
まぁいい今の狙いはお前だ！」

ルビーは緋扇を振り、かまいたちを起こしまた私に向かって打ってくる
それを受け流しながらこちらも同様にかまいたちを起こし、ルビーへと向かわせる

ルビー「竜巻もそうだが、お前は風でも操れんのか…！」

あ「風だけではないけどね」

ルビー「…チッ！」

ルビーは緋扇を閉じたと思いきや、形を変えた緋扇
小さな小刀へと姿を変え、持ち方を変えて私に向かってきた
風ではだめだと判断し、弓を剣に変えて
受け止める……
ルビーは男であり、空からで加速もついている
足にかかる負担は大きく、足のところの地面がへこむ

ルビー「どうした…ほかにも使えんだろ！」

あ「っ！」

はじかれて剣を飛ばされてしまった
私は一歩後ろへと飛んだあと
目を閉じた…

ルビー「なにしでかす気か知らねぇが…止めてやるよ！」

真っすぐまた剣の先をAに向けて突っ込んでくる
私は地の力を使い、地面から棘の形をしたものが生えてくると
ルビーを囲むようにまとわりつく
止まったと思い、目を開けると鼻先につくぐらいの近さに
剣の先が来ていた
ギリギリのところで止まったらしい

ルビー「！こんの…！」

あ「物騒な…」

小刀を弾き飛ばした後、指をはじくと
バラバラに砕け散った
ルビーはそれを見てまた冷や汗を流す

あ「ルビー…教えて
あなたは何が望みであそこにいるわけ？」

ルビー「…言うわけねぇだろ…！」

クロウ「言わねぇと余計に苦しい思いするぞ」

ルビー「やってることはあいつらと同じだな」

あ「同じじゃｎルビー「同じさ！拷問が好きなようだな！？」
私は拷問なんてことはしない
あなたが動きを止めないからこちら側で止めただけのこと
聞かないあなたが悪いんじゃないの？」

ルビー「お前らと話すことなんか何もない！」

あ「…うちを殺しに来た？それだけ？」

ルビー「…何が言いたいんだよ」

あ「本当は助けてほしいんじゃないの？」

ルビー「…あぁ？」

あ「何の目的かは知らないけど
今まで姿を見せなかったあなたが今こうしてここに来た
ということは、もう時間がないから
私を殺しに来た…ということ？」

ルビー「…時間がないのは確かだ」