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≪バレンタイン≫チョコをあなたに 「2016」 ページ17

あ「ふぁ〜あ……!?
どこ…ここ…」


馬車のなかで寝ていたはずなのに
起きたらたくさんの扉がある不思議な空間に来ていました



あ「みんなはいないし
とりあえず、扉に入っていこうかな…」



青い扉を抜けると
その先には時雨とアスラの姿があった



時雨「…なぁアスラ」


アスラ「なんだよ
さっきからそわそわしてるし…」


時雨「…いいか!
これは義理だ!」


アスラ「へ…?」


時雨「これやる…が!
これは義理だからな!
別に本命とかバレンタインとか関係ないからな!
それじゃ!」


アスラ「へ!? どういうこと!?」


あ「…んん?」



時雨が声を上げて机にバンとたたいたと思ったら
そこに青いリボンが付いた箱をおいて
部屋を飛び出していった
義理とか言ってる時点であの中身はチョコなのはわかるが…
そもそも、なぜアスラにチョコ…?


アスラ「そういや…バレンタインって
もうすぐだったっけ」


あ「バレンタイン…?
それって異性にチョコを渡す日だよね
好きな人に渡す…となると時雨は…
えー!? いやいや!
時雨はアスラとは何もないと思うし…
いやでも可能性は捨てきれない…」


アスラ「…うまい
時雨って結構料理できたんだ…」


あ「(あれ…時雨は全く料理できなかったはずだけど…
誰かから教えてもらったのかな…)」



私はそっと元きた扉を抜けて
しばらく歩いて膝をついた
ここは私がいる世界とは別の世界だ

今度は黄色い扉に入る
輝かしいライトの下
前にはたくさんの観客席
ここは、ライブ会場…



琥珀「! ちょっとちょっと!」


あ「っと!?
琥珀!」


琥珀「君どっから入ってきたの…!?
入り口閉めたのに…
あっ 来ちゃった!
静かにしててね? 面白いこと始まるからさ」


あ「(君…? 私が分かってない?
でも、見える視界だし
本当にわかってないみたい)」


呉羽「…ここのようですが…」


?「あれ…呉羽?」


呉羽「! リクもここに?」


あ「(あれって呉羽が前に話していた子
病気で死んだんじゃ…)」



ここで私は分かった
自分のことが琥珀にわからなかったことと
リクが今ここで生きていること
ここは別の世界であるが、現実と並行している
並行世界というところだと



呉羽「そういえば、バレンタインが近いですが
その日は私は忙しいので
先になってしまいましたが渡しときます」


リク「チョコ?
くれるの?」


呉羽「はい 好きな人に渡すと聞きましたので」


リク「あっありがとう…呉羽」

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作者名:アクサモ(音羽) | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年4月3日 2時

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