【オリジナル】EREMENT 番外編 (ページ13)

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ジブリ×エレメント　時雨編ページ13

もし、時雨がもののけ姫の世界に来てしまったら

時雨「…っ…！！
あっつい！！熱いんだよちくしょう！」

？「っ！誰だ…」

時雨「お前か…俺は食い物じゃないぞ…
こんな火であぶろうとしやがって…」

？「どうしたサン
こいつを食ってもいいんだぞ」

時雨「あ？食うだと？
上等だな狼」

？「待ってくれ
お前が寝ていたところを連れ去ってきた
お前は誰だ…！見ない姿だ」

時雨「おいおい攫っておいて名乗るのは俺からかよ
悪いけど黙って食われるつもりはない」

？「…やっていいよ」

茂みに隠れていた狼より少しでかいものが
襲い掛かってきたがこんなのラルクでは日常茶飯事だ
あっけなく、足技で弾き飛ばす

？「お前たち…！
もういい悪い」

時雨「っと…なんだよもう終わりか…」

？「私はサンこいつらを従えてる」

時雨「時雨だ
狼なのか？少しでかいが…」

サン「モロを知らないのか
私たちは人間が嫌いだ…
お前を許したわけではない…勘違いするな」

時雨「知ってるさ
モロとかいったか、さっきから警戒が解けない
教えてほしいことがある
ここはどこで、一番近い街はどこだ？」

サン「ここはシシ神様の森だ
ここから一番近いのはタタラ場だな…」

時雨「…そうか人の住む里みたいなところか…
とりあえずありがとうな
俺はひとまずそこに行く」

サン「待て人間
お前からはほかの者とは違うオーラを感じる…」

時雨「…そうだろうなここの世界の人じゃない…
またなサン！」

そういって高い崖の上から落ちていく
サンは驚いて下を見てきたが
木にさえぎられて見えなくなった

サン「…なんだあいつ…」

モロ「不思議な感じの人間だったな…」

サン「…あれは私でも敵わないな…」

だってあの者のオーラは他とは違った…

時雨「っと！」

琥珀「うわあ！！なんだよ時雨！」

時雨「…？あれ？」

琥珀「いきなり立ち上がって着地のポーズって…」

時雨「…夢か…」