No,66 ページ20
『嘘ついて隠しててごめんね』
「気にしないでよ。それなりの理由があったんでしょ」
園子ちゃん
「僕も全然気にしないよ」
コナン君
「寧ろ今まで辛かったでしょ?」
蘭ちゃん
『ごめんね。ありがとう』
今は三人の優しさが嬉しい。
「でも、それだけを言いに来たんじゃないでしょ」
うっ。園子ちゃん鋭い。
多分バレてるだろうな。
「コナン君お待たせ。ミートパスタだよ」
梓さんがコナン君の所に料理を運んで来る。
「そう言えば、私にも話があるって言ってたよね。良ければ聞かせて?」
コナン君の急な参加で四人に暴露する事になるが、もう恥ずかしいとかそんなものどうにでもなれ!!
『私...安室さんの事、好き...に、なった』
「「まじで!!!??」」
『えっ。うん...はい』
ビックリしたぁ。
コナン君と梓さんは声を発っさなかったものの、凄く驚いていた。
「遂にここまで来たか」
意味深な事を言う園子ちゃん。
え、もしかして...
『気付いてたの?』
「うーん、まぁ何となくだったから確証は持てなかったけど」
いや、でも気付いてたの!!?
何それめっちゃ恥ずかしい。
というか、話していると蘭ちゃん以外は何となく分かってたらしい。
『何か牽制みたいになっちゃったけど、そんなんじゃないので...』
「何言ってんの。応援するから」
園子ちゃんの言葉に皆が頷く。
本当に私の周りにはいい人ばかりだと実感してくる。
「告白はいつするの?」
『んっ!?』
「気が早いでしょ園子」
蘭ちゃんの言う通りだよ。
って、
『蘭ちゃんも何で目キラキラさせてこっち見てるの』
「いやぁ。気になるじゃん?安室さんも満更じゃないだろうし」
いやいや、そんな訳ないよ。
「ねぇ、コナン君もそう思うでしょ?」
「へ?んっ、うん!!」
話を急に振られてパスタ急いで呑み込むコナン君。
「私、安室さんがいつシフトに入ってるか見てこようか」
『ええ!?大丈夫です!!お気遣いなく』
何か凄い色々してくれる。
本当に申し訳ないので大丈夫です!!
『私、想いは伝えるつもりはないの』
「どうしてよ??」
ここからが、私が一番伝えたい事だ。
『私、ね...』
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SuiSei - メアリエナさん» コメントありがとうございます!!嬉しいお言葉を頂き恐れ多いです。ここまで読んで下さりありがとうございます。 (2018年8月29日 21時) (レス) id: 67fcc70434 (このIDを非表示/違反報告)
メアリエナ(プロフ) - 思わぬ完結に驚きました。切ないけど、それだけじゃない終わり方、尊敬します。もうちょっとで泣きそうでした(笑) いい作品をありがとうございました。 (2018年8月29日 21時) (レス) id: 1d139961bb (このIDを非表示/違反報告)
SuiSei - *ひな*さん» コメントありがとうございます。正直自分自身、これで良かったのかと思う部分もありましたが、嬉しいコメントを頂き自信が持てました。ここまで読んで下さりありがとうございました。 (2018年8月27日 21時) (レス) id: 67fcc70434 (このIDを非表示/違反報告)
*ひな* - 最後とか切な過ぎて涙だばーっです。ほんとに。あぁ、、、マジ泣けた… (2018年8月27日 14時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
SuiSei - 椿さん» とても嬉しい誉め言葉ありがとうございます!!とても励みになります。これからも更新頑張ります!! (2018年8月19日 18時) (レス) id: 67fcc70434 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SuiSei | 作成日時:2018年8月11日 8時