幻想日常 (ページ2)

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霊夢と魔理沙ページ2

魔理沙「なぁなぁ、今夜は宴会やるのか？」
霊夢「萃香のことだから多分やるわね」
魔理沙「鬼はよくあんなに酒呑めるよなぁ。酒と言えば、こないだ萃香と魅魔様と外来人が飲み比べしたそうじゃないか。誰が勝ったんだ？」
霊夢「全員ギブアップで泥試合よ。聖のとこの鼠も呆れてたわ」

魔理沙「うぅむ、その外来人かっこいいらしいんだがなぁ、茶目っ気もあるのか」
霊夢「ナズーリンもそう言ってたわ。でも、賽銭は入れてったわよ？」
魔理沙「いくらだ？」
霊夢「百文」
魔理沙「…微妙だな」
霊夢「普段は全く賽銭ないから、多いほうよ」
魔理沙「さて、宴会の準備だな。手伝うぜ」
霊夢「じゃあ、杯を出してくれるかしら？」

～宴会会場(境内)～

萃香「酒ー！」
魅魔「酒もってこーい！」

霊夢「相変わらず騒がしいわね…」
魔理沙「静かすぎてもつまらないじゃないか」
霊夢「誰も賽銭入れてかないし…」
魔理沙「いつものことだろ」

萃香「おい霊夢ー！呑んでるかー？」
魅魔「ほらほら魔理沙ももっと呑みな！」
霊夢「呑んでるわよ…てかあんたらどんだけ呑んでるのよ」
魔理沙「え、ちょ、魅魔様待っ…」
魅魔「私の酒が呑めないのかー！?」
萃香「あははははは！」
霊夢「はぁ…」
魔理沙「完璧に酔っ払ってるなー…」

霊夢「…ま、こういうのも悪くないわね。さ、呑みましょ。せっかくの宴会なんだから楽しまなきゃ」
魔理沙「…そうだな」

霊夢「それに…」
魔理沙「それに？」

霊夢「…ううん、なんでもない」
魔理沙「?」

霊夢(こんな事恥ずかしくて言えないけど…私だって皆が好きなのよ。だから、ずっと、ずーっと皆と一緒に笑ってたい…それが私の本音なのよ。絶対言わないけどね)