私には幼馴染で捜査一課の恋人がいます

38話です！by蘭 ページ9

赤井を見つけて数日。私はポアロでお茶をしていたのだが、面倒なことに巻き込まれた。というのも......

「あんたが.....！！あんたが殺したんでしょう！！正直に言いなさいよ！！」

...........殺人事件の容疑者の1人になり、他の容疑者の人から犯人呼ばわりされているからだ。

そもそも、何故こうなったのか。今日、ポアロはお客がたくさん来ていて、店の中も混雑していた。そんな中、梓ちゃんに言われたのだ。こちらのお客様と相席してもらっても大丈夫だろうかと。そのお客さん達は3人で私が座っていたのは4人席。断る理由もないからOKしたんだけど.............まさか、人がトイレにいっている間に隣に座っていた人が死ぬなんて思いもしなかった。

「さっさと自首しなさいよ！！あんたがやったんでしょっ！？」

「そうだ！！自首しろ自首を！！」

なんて他の容疑者2人は言ってんだけど、ぶっちゃけ駆けつけた警察ーー目暮班ーーや、毛利さん達は私がやるわけないって分かってるから騒ぎ立てるこの2人を半分呆れながら見ていたし、さっきから陣平の機嫌がドンドン悪くなっていっている。
これは...........何かしら言わないとこの2人が後で怖い思いしそうね。よしっ

「...........さっきからあなたたち2人は、私を犯人と決めつけて発言しているけれど。あなたたち2人はどうなの？」

「はっ......？」

「どうなのって........」

「本当はあなたたち2人が計画してやって、その罪をたまたま相席した私に擦りつける為にそういってるんじゃないの？」

「「なっ......!/えっ......」」

私からのまさかの返しに呆気にとられた2人は、口をポカーンと開けて間抜け面を晒している。後は日本警察と毛利さん達に任せよう、そう思った時

「.........によ.............あんたの......方こそ、私達2人に罪を着せて..................自分は関係ないって言うつもり！？」

「あんたが隣に座っていたんだからあんたしかいないじゃないかっ！！いい加減にしろよこの、




"人殺しっ"！！」

「！！」









その言葉は、私の心の傷を抉るには、十分な言葉だった。

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