私には幼馴染で捜査一課の恋人がいます

30話ですby沙奈 ページ1

赤井が死んで数日後。なぜか私はコナン君率いる少年探偵団たちとある場所に歩いていた。そのある場所とは「木馬荘」というアパートらしくなんでも、同級生の子に依頼をされたらしい。それはいいのだが、なんで私まで......？と思ったが特に用事がなかったからついていった。のだか........

「....ねぇ、ここ、目的地であってるのよね........？」

私がこう聞いた理由。それは、"アパートだった何か"が全焼していたからだ。えっ、要らない。火とか焼くとかそんなワード要らない。そんな事を考えていたら、やって来た刑事さんがコナン君たちと話し始めた。ちょっと待て、コナン君。君、刑事の知り合い多いな！？事件にあう確率多過ぎでしょ........と、考え事をしていたら誰かに服の裾を掴まれた。誰か確認すると、それは哀ちゃんで。

「哀ちゃん？どうしたの？」

「か、隠して....」

「えっ？」

「私を隠して、早く！！」

とても切迫詰まった声音に訝しみながらも、哀ちゃんを私の後ろに隠す。そうこうしていると、刑事さんが容疑者を連れてきた。私は、その中の1人、ハイネックを着た糸目の男性を気付かれないように盗み見た。彼から、数日前まで生きていた赤井と同じタバコの匂いがしたから。まぁ偶然だろうけど。

＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊
その後、事件に少年探偵団たちによって解決。私は、糸目の男性ーーー沖矢昴さんに話しかけようとした。その時、

「あーーーっ！伊達さんいましたっ！！」

「何っ！？よし連れてけっ！！」

「はいっ！！」

「えっ、な、何？」

なんて考えていたら車に詰め込まれた。

「ち、ちょっと！！どうしたの！？」

「悪ぃ、あとで事情は説明するから今はついてきてくれっ！！」

「わ、分かったわ........」

この時は何のことか分からなかったけど、警視庁に連れていかれて理解することになる。

31話だぜby陣平→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す